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ーピンポーン。
「あ、ニッシーじゃない？」
「ちょっと行ってくる。飲みよってよかばい。」
秀太兄が玄関へ。
「リーダーなんだって？」
「一緒に頑張ろうって。...今日は練習だからって。」
「練習？...なんの？」
「来週はうちに帰るでしょ？だから...「え？由花帰るの？...このままここにいるんだと思ってた。」
「ただいまー！」
「おかえりなさい。寒かったでしょ？コーヒー淹れたよ。」
「あー、ありがとー！...で？なんの話？」
「おかえり。」
「サンキュー！...食べよ！」
「由花週末帰るんだって。...このままここにいるんだと思ってたって話。」
「そうなの？...て言うか、別々に住んでたんだったね、そういえば。俺も今思い出した。」
「...え？」
「西島...流石にそれはなかやろ。一旦帰るっては聞いとったよ。...な？」
「うん。でも秀太兄に言ったっけ？光兄には言ったんだけど。」
「チラッとな。お前混乱しとったやん？だけん覚えとらんちゃろ。」
「...そういえば。...ごめんなさい。」
「気にすんな。...色々重なった時やったけんしょうがなか。」
「ん。ありがと。」
「けどさぁ、あたしここに来たら由花がいるのが当たり前になっちゃってて。リーダーんちに行くイコール由花に会う、なんだよね、最近。」
「私も。東京戻ったらリーダーんち行かなきゃ！って思ってたの。由花に会うために。」
「それはお前らがおかしい。そもそも体調崩したけんここにおるっちゃけんな？」
「けどさ、直也君もだよ？うちに帰るんじゃないじゃん？由花ちゃんとこに帰るんだもん。」
「わかるー！なんかニュアンスがねー！」
「うん！リーダーすごい淋しがるんじゃない？」
「...由花ちゃんちに帰りそう。」
「それって...「「「...意味ないよねー！」」」」
「...あの...私もこっち来ちゃうかもしれないし...。」
「ふふふっ。かわいい。いいのよ、淋しいもんね！」
「もう一緒に住んだら？」
「...そのために帰るんだよな？一回帰ってどうしたいか考えるっちゃろ？」
「うん。なおは一緒にって言ってくれたけど...。」
「そっか...。女の子だしね。ちゃんと考えた方がいいかもね。」
「そうね。先のこともあるから。」
「リーダーは大丈夫よ？由花大好きだから。」
からかいつつ。
ちゃんとアドバイスも。
ー皆の暖かさが嬉しい。
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あや - ほんとすきです！！これからも更新楽しみにしてます(^^) (2017年11月8日 21時) (
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作者名：紅緋 | 作成日時：2017年11月4日 1時
