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余韻の残る身体。
繋がったまま...互いの体温と匂いに包まれて。
やがて訪れる微睡み...。
「由花？...寝ちゃいそうだな。...抜くよ？」
「...ん。...ふ...ぁっ。」
「...服だけちゃんと着なきゃ。もう少し我慢して？」
手放してしまいそうな意識をどうにか保って衣服を整えようとするけれど。
眠気と気怠さが邪魔をして上手くいかなくて。
結局なおが整えてくれて。
「はい。大丈夫。...眠りな？一緒にいるから。...おやすみ。」
「...ぅん。なお...あったかい。大好き...おやすみなさい。」
2人で眠るには狭いソファ。
でも。
全身で温もりを感じられる。
なおがそばにいる。
それが実感できる。
その匂いに包まれて眠れる。
それが...幸せで...嬉しい。
波立っていた気持ちも凪いで。
力強い腕の中。
するりと眠りに落ちていく...。
「...ふふっ。」
「やば。...可愛いんだけど。...写メっちゃお。」
「...ぅ...ん。」
ー誰？
「...あ。」
「由花おはよ！」
「おはよー！...眠れた？」
「おはよう。...うん。...なお？」
「...ん。...由花...もうちょっと...。」
「昨夜遅かったもんねー。」
「寝せとこ？」
「うん。...なお、私起きるね。ゆっくり寝てて？」
「...ダメ。」
「...朝ごはん...「あとで...由花「ちょ...！！...なおっ！」
「...え？」
「リーダー？」
「...やっ！...なおっ！！起きて！...っダメ！」
「リーダーっ！！」
「何やってんのよ！！」
「っなんだよ！...いいとこだったのに...っ...へ？...ぅわっ！...え？」
「...リーダーおはよう？」
「おはよ。...後ですこーしお話ししましょうか？」
「もう...なおのばかっ！！」
「...あーっ！！！...ごめん！...由花？」
「っ...知らないっ！ばかっ！」
「あーもう。なんで今日に限ってあんな夢...。ごめんね、由花。」
「...寝ぼけてたわけね。」
「...あたし達のことかんっぜんに忘れてたんじゃない？...由花？...やだ、泣いてるじゃない。」
「...うん。忘れてた。ごめん。由花...ごめんね？...ほんとごめん。...泣かないで？」
「...っく。」
「由花？夢はどうにもならないから。ね？もう泣かないの。」
「...っ...だってっ...2人...いるのにっ...。」
「あたし達は気にしないから大丈夫よ？...ね？」
「もうほんとごめん。...可愛くて...。」
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あや - ほんとすきです！！これからも更新楽しみにしてます(^^) (2017年11月8日 21時) (
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作者名：紅緋 | 作成日時：2017年11月4日 1時
