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私の不安を少しでも減らそうとしてくれる気持ちが嬉しい。
だから...私もなおの支えになりたい。
けど...。
「でもそっか。明日は由花とこんな風に一緒に寝らんないんだよなー。なんか淋しい...。」
「え？」
「ココも触れないし。」
「...！...あっ...や...っ！」
「嫌なの？」
「...ぁっ...だ...だめっ...も...無理...。」
「...クスっ。可愛いんだもん。」
「...もう。」
「由花？怒っちゃった？」
「...ちょっと。」
「ごめーん。許して？」
顔、覗き込むように。
ちょっと拗ねたふり、してみるけれど。
「...嘘、笑ってるじゃん。...クスクスっ。」
「...なんでわかるの？」
「由花、嘘つくの下手なんだって。無理だよ。ふふふっ。」
すぐにバレてしまって...。
なおには敵わない。
「あー、でもやだなぁ。おんなじ家の中に居んのに1人って...淋しすぎる。帰って来ても顔も見れないよね...。」
「そっか...流石にお姉達をリビングに寝せるわけにはいかないもんね...朝まで会えないんだ...。」
「...はぁ。由花に触れない...。」
...本気で落ち込んでる？
ふと目線を上げれば。
ちょっと拗ねたような...。
でも良く見れば目は笑ってて...。
「クスっ。...落ち込んでるのかと思えば...なおだって笑ってるじゃない。」
「あ、バレた？ふふっ。」
...悪戯っ子みたい。
けど間違いなくそれもなおの魅力で。
そういうなおも大好きで。
「明日はさ。一応帰る前に連絡するね。もし起きてたり...目が覚めちゃったりしたらリビングに来てくれる？」
「うん！」
「でも無理して待ってちゃダメだよ？」
「大丈夫。お薬飲んだら多分眠くなっちゃうし...。」
「ん。身体治すのが先だからね。だからもしもの話。」
「うん。...ありがとう。ちょっと安心しちゃった。」
ぎゅっとなおを抱きしめれば。
「クスっ。良かった。じゃあそろそろ寝よっか？」
笑いながら同じように抱きしめて。
髪にそっとキスをくれる。
「うん。...ふぁ...っ。ごめ...。」
「クスっ。眠いんでしょ？寝ていいよ、俺もだいぶ眠くなってきたし。おやすみ、由花。」
「...おやすみなさい。」
なおの腕の中。
温もりに包まれて。
なおの匂いと鼓動確かめて。
なおをしっかり抱きしめたままで。
髪を通る指の優しさを感じながら。
ゆっくりと眠りについた...。
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紅緋(プロフ) - ドリーさん» フラグは作成時に外したんですが...。ちょっと調べてみます。ご連絡ありがとうございました。 (2017年10月4日 11時) (
レス) id: 87ebfce426 (このIDを非表示/違反報告)
ドリー(プロフ) - オリジナルフラグを外して下さい！運営によって削除される可能性があるよ！ (2017年9月29日 20時) (レス) id: 5e3261a1cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅緋 | 作成日時：2017年9月28日 2時
