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なおはやっぱり心配性で。
お薬がある間は、って...。
それは多分お兄達も同じだから素直に言うこと聞いてよう。
「弁当のおかずだけでいいんでしょ？」
「晩御飯のおかずも。ちあちゃん帰って来るでしょ？一緒に食べたいから作る。」
「何作るの？俺そろそろ和食系食べたいんだけど...。」
「クスっ。洋食多かったもんね。何食べたい？」
「うーん、焼き魚か...肉じゃが。」
「わかった。明日スーパーで見てみよう？あ、お魚...干物まだうちにあるの。明日寄ってくれる？」
「いいよ。じゃ、買い物の帰りに寄ろうか。着替えとかも欲しいでしょ？」
「うん。お願いします。」
「了解。じゃあそろそろあがろ？」
「ん。...きゃあっ！」
「あっ、ほらもう...まだ無理だって。掴まって？」
立ち上がろうとしてフラついて。
なおに支えられて。
着替えを済ませてベッドへ。
なおがドライヤーかけてくれる。
髪を通る指が優しくて。
「由花、完全に俺んちの匂いになったね。」
「ふふっ。嬉しい。なおの匂い。」
「ずっと俺の服着てるしね。さ、いいよ。...喉乾いたでしょ？」
２つのカップにハチミツ湯を作ってくれて。
「...ありがとう。美味しい。これ飲んでるとあんまり咳が出ないの。秀太兄も美味しいって飲んでたよ。」
「俺もなんか調子いいんだ。明日フルーツも少し買おっか？」
「そうだね。ハチミツも買わなきゃ。」
「さ、寝よっか。明日早めに起きなきゃ。」
「うん。なお...。」
「クスっ。やっぱり甘えただね。かわい。」
なおの背に腕を回して。
肩に顔埋めて。
なおの腕。
抱き返してくれるのが嬉しい。
そのままゆっくりと横にしてくれて。
何度か口づけを交わして。
なおの腕の中で眠る。
それが当たり前になってる自分がいる。
...1人で眠れるかな。
ふっ...と過ぎる不安。
拭い去りたくてなおに身を寄せて。
...大丈夫。
自分に言い聞かせながら。
「由花？...どした？」
「...明日はなおいないんだなって...ちょっと...。」
「...不安？」
「...うん。」
「宇野ちゃん達が泊まってくれるって。だから1人じゃないよ？けどどうしても不安だったら寝る前に連絡して？」
「お仕事でしょう？いいの？」
「理恵ちゃんも一緒だから大丈夫。すぐには無理でもできるだけ早く折り返すよ。ね？」
「うん。ありがとう。」
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紅緋(プロフ) - ドリーさん» フラグは作成時に外したんですが...。ちょっと調べてみます。ご連絡ありがとうございました。 (2017年10月4日 11時) (
レス) id: 87ebfce426 (このIDを非表示/違反報告)
ドリー(プロフ) - オリジナルフラグを外して下さい！運営によって削除される可能性があるよ！ (2017年9月29日 20時) (レス) id: 5e3261a1cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅緋 | 作成日時：2017年9月28日 2時
