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離れていく唇。
そっと目を開ければ。
大好きな。
透き通った瞳が綺麗で。
「なお...。」
首筋に腕を絡めて。
もう一度...。
「由花？...やっぱり今日はいつもと違うな...。大丈夫だから、ね？そばにいる。」
なおの困惑が伝わってくるけれど。
想いはもう止まらなくて。
「なお...大好き。」
伝えたい想いは沢山。
愛されたい...その想いも。
けれど言葉には...もどかしい。
身を寄せて。
口づけに想いを...。
「由花...。もう...今夜は我慢しようと思ってたのに...。かわい...んっ。」
「んっ...ぁんっ...っ。」
「...今はこれ以上はダメ...このままでいいから少し休もう。ね？」
「...うん。」
「クスっ。そんな顔しないの。...あとでいっぱいしたげるから。」
「っ...ん。」
背中さすりながら。
子供あやすみたいに。
心地いい温もりと鼓動が微睡みへと...。
ーコンコン。
...ふっ...と意識が浮上して...夢現の中。
聞こえる声...夢？
「リーダー？」
「...宇野ちゃん？入って？」
ーカチャ。
「片付け終わったの...寝ちゃった？」
「...うん。やっと...。やっぱりちょっと...。」
「...うん。...怖い思いさせちゃったね。明日はできるだけ早めにくるね。千晃がすごく心配してるの。...遅いんでしょう？」
「...夜中。早くて。」
「出来る限り一緒にいるから。泊まってもいいし。」
「...ごめん。あいつらは？」
「リビング。...心配してる。いつもとちょっと違うから...。」
「秀太に悪いことしたな...。俺がちゃんと片付けてれば良かったのに。」
「仕方ないよ。秀太もわかってるから。」
「...由花なりに頑張ってるんだよな...。けど自覚してないから無理しちゃうんだ。」
「今まで抑え込んでたんだと思う。...感情の起伏激しくなっちゃって疲れやすいのかも。」
「...由花のせいじゃないのにな...。」
「あたし達でできることなら手伝うから。自分責めないでよ？...由花はリーダーじゃなきゃダメなんだから。」
「うん。さんきゅ。...出来ればどっか連れてってやりたいけど...。」
「ソロ入っちゃうと難しいよね。...あたし達で良ければ...考えてみるね。」
「頼ってばっかで悪いな。けど1人にしたくないんだ。」
「皆一緒。気にしないでよ。」
...微睡みの中。
耳に届く2人の会話が優しくて。
心が凪いでいく...。
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紅緋(プロフ) - ドリーさん» フラグは作成時に外したんですが...。ちょっと調べてみます。ご連絡ありがとうございました。 (2017年10月4日 11時) (
レス) id: 87ebfce426 (このIDを非表示/違反報告)
ドリー(プロフ) - オリジナルフラグを外して下さい！運営によって削除される可能性があるよ！ (2017年9月29日 20時) (レス) id: 5e3261a1cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅緋 | 作成日時：2017年9月28日 2時
