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なおと一緒にベッドルームへ。
「やっぱり眠いんでしょ？」
「...うん。ちょっと。でもお風呂入りたい。」
「ん。着替え準備してくるから待ってて？服は俺のがいい？」
「うん。」
「クスっ。かわい。...ほら、顔上げて？」
「んっ...ぁ...。」
「ふふっ。その顔...誘ってんの？」
「ちが...なおが...。」
「クスクスっ。今日はしないよ？約束したでしょ？...準備してくるね。」
「...うん。」
ーパタン。
なおのキス。
優しくて...熱い。
身体の奥。
灯りかけた火が燻ってるようで。
なおの温もりや匂いが待ち遠しい...。
ーカチャ。
「由花、準備出来たよ。行こ？」
「なおっ。」
何を思うより先に。
駆け寄って。
抱きついていた...。
「わっ！どうしたの？怖くなった？」
「...違うの。わからないけど...怖くはないの。...ただ...。なお...ぎゅってして？」
「ん？...ほら、大丈夫。ね？ここにいるでしょ？」
驚きながらも。
優しく笑って。
ぎゅっと抱き締めてくれて。
「うん。...うん。」
なおの腕の中。
広くて温かい胸に顔を埋めながら。
その背に腕を回して。
ただ...頷いて。
「クスクスっ。甘えたい日みたいだね。...けどお風呂入んなきゃでしょ？」
「...うん。」
「クスっ。...一緒に入ろうか？」
「っ...だめ。...まだ皆...いるし。」
「あれ？じゃあ皆いなかったらいいの？ならあいつらが帰ってからお風呂行く？」
「うん...いいよ。」
「...由花？冗談だったんだけど...どうした？気分悪い？」
「...大丈夫。...落ち着かなくて。」
「落ち着かない？...離れると不安なんだ？じゃあ今日はそうしよう。あいつらが帰ったらお風呂行こ？」
「...っ...ぅん。...っ。」
「...泣いてるの？...おいで。」
涙の意味は。
自分でもわからない。
ただ切なくて。
なおはそっと。
体の向きを変えて。
私の肩を抱くようにベッドへ。
膝の上。
抱きかかえるように。
両手で隠した顔。
「由花。顔...見せて？どうしたの？」
「...わからな...。でも...一緒がいい。」
「ん。わかった。一緒にいるよ。大丈夫。」
「う...ん。...ごめ...「謝らなくていいよ。ちゃんと言えたんだから。...少し寝よっか。あいつらが帰る時は起こしてあげるから。」
「...うん。」
額にそっと口づけの気配。
そのまま...唇が重なって...。
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紅緋(プロフ) - ドリーさん» フラグは作成時に外したんですが...。ちょっと調べてみます。ご連絡ありがとうございました。 (2017年10月4日 11時) (
レス) id: 87ebfce426 (このIDを非表示/違反報告)
ドリー(プロフ) - オリジナルフラグを外して下さい！運営によって削除される可能性があるよ！ (2017年9月29日 20時) (レス) id: 5e3261a1cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅緋 | 作成日時：2017年9月28日 2時
