太刀川隊の二番手攻撃手【ワールドトリガー】

村上先輩と ページ5

『トリガーオン！』

そう言った私の体は戦闘体へ入れ替わる。

いつもの隊服に左腰に下げた弧月。うん、いつもどおりだ。


さて、村上先輩は今どこに？今も私を狙っているのだろう。




ｻﾞｯ


『っ！』

・・・村上先輩だ。そのまま私は後ろを取られる。

だが残念。その距離ならまだ間に合うっ！！


村「うぉっ！？」


はっはっはっ！そう、驚いただろう！！←

なぜなら逆手で剣を抜き、振ったのだから！普通じゃありえないな！


だが、村上先輩にダメージは与えることはできなかった。惜しいことをした。



そんなことを考えつつ、いつもの持ち方に直す。

村上先輩にはレイガストがある。スラスターで前に出られるかもしれないし、

シールドモードで攻撃は防がれてしまう。


困ったものだ。


ここは、どんどん前に押してみよう。


そう考えた私は弧月を振り、村上先輩に攻撃する。

やはりレイガストで防がれてしまった。


村「ふっ」

くっそ、鼻で笑いやがって。腹が立つ。

だが笑えるのも今のうちだな！









ドォーーーーン！！！



村「！？」


ー村上 緊急脱出 １−０ 峯ヶ崎リードー




決まった・・・！

メテオラによる死角からの攻撃・・・！我ながら完璧だ。




ー二本目 開始ー

さて、どうしようか。

建物の陰から一発メテオラをぶっ放すか？

いや、それでは村上先輩にスラスターで攻め込まれるか。


そんなことを考えていると





村「遅いぞ、何をしている。」


スラスターで飛んできた村上先輩。


『えええええ！？いきなりスラスターで来るとか予測すらしてないんですけど！？』

村「当然だ。誰がお前の予測通りになるものか。」

『うおっ！？』


弧月の攻撃が降りかかる。しかし、村上先輩に旋空はなかったはずだ。


離れれば村上先輩からの攻撃はない。


そう思った私はグラスホッパーで屋根の上まで離れる。


村「・・・逃げるのか？お前らしくないな。」

ﾑｶｯ

まっったくこの人は私が今にでも突撃したくなる言葉を・・・！

今すぐ攻撃したい気持ちを抑える。


まずは・・・



『メテオラ！！！』



ﾄﾞｫｰｰｰｰｰﾝ！！



村上先輩の周りにメテオラを放つ。


射線が通りにくくなってしまったが気にしない。


次。


『旋空弧月！！』


辺りの建物が崩れ始める。しかし、先輩はまだ緊急脱出していない。ちくしょう。


その時







村「それだけか、A。」



『っ！？』


えっ・・・村上先輩！？

ラーメンっておいしいよね→←そうだ、ランク戦にいこう。

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