太刀川隊の二番手攻撃手【ワールドトリガー】

なんのこと？ ページ31

『ふ〜！』

風呂からあがってパジャマに着替えた。


明日は何もなかったよな〜、たしか。

多分宿題もなかったけど、あったとしてもやらないかな。←


たしかに進学校に通ってるにしては成績は残念だけど、普通校行ったらちょっと上の方だし。←



と心のなかで言ってみた。

部屋に戻りながらだったためか、すぐに部屋に着いた。

電気をつける。


いつも思う。女子にしてはシンプルな部屋かな。

私はあまりピンクとかが好きではないので、ニ○リ
で木製のナチュラルなものを買ってもらったのだ。


木の色とか匂いがわりと好きだったりする。

落ち着く気がして。



さて、明日の朝は何を作ろうか。

そんなことを考えて、私は寝た。









ﾋﾟﾘﾘ

目覚まし時計の音がする。

朝が来た…。


でも今日は朝ごはんを作るのだ。

ぼけぼけとしてはいられない。

さっさとワイシャツにスカートへ着替えて、普段は着けないエプロンをタンスから引っ張り出す。


たたたっと階段を降りて台所へ一直線。

今朝の主食はパン。なら焼き魚なんてバカな真似はしない。


朝はやっぱり軽くがいいかなと考えながら作業を進める。









出来た！

我ながら完璧だ！！

私もしかして料理の才能あるんじゃない？←



と、その時声がした。

忍「やぁ、Aおはよう。いい匂いがしたからいい目覚めだったよ。」

『あ、忍田さんおはよう！』

忍「お前が作ってくれたのか、ありがとう。」


『とんでもない。忍田さん疲れてるでしょ？これくらい朝飯前だよ〜。』

私すげぇ、朝飯前なんて言葉初めてまともに使えたかもしれない！！←


忍「そうか、じゃあ食べよう。すごくおいしそうだな！」

誉め言葉を頂きながらおかずを皿へ盛る。

嬉しい…！

食べながら他愛のない話をした。


内容はよく覚えてない。

皿をシンクへ戻し、私はそれを洗う。

大丈夫、まだ時間はある。



忍「そうだ、A。」


ん？と答え振り替える。



忍「昨日はありがとな。」

フッと微笑みながらそう言う忍田さん。

あ、今の顔沢村さんに写真とって送りたい。←


『えーなんのことー？』

そう、こういうの一回やってみたかったの。


お礼を言われて、なんのこと？って返すやつ。

アレだよアレアレ。

「いえ、名乗る程の者でもないので。」的なやつ。

そんなこんなでとても楽しい朝だった。

体育って楽しいよね？→←小南先輩かわいい

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