古寺の入れるお茶はおいしい ページ19
貴方side
ｺﾝｺﾝ
『失礼しまーす！！』
三輪隊の隊室に入る。
いつも片付いているのは蓮さんのおかげだろう。
月見「いらっしゃいAちゃん。奈良坂君から聞いてるわ。頑張ってね。」
『蓮さーん！今日も麗しい…！！』
そういって私は蓮さんに飛び付こうとした。
ｶﾞｼｯ
三輪「何してるんだ。さっさと中に入れ。」
『み…三輪先輩…。』
三輪先輩に止められる。
全く厳しい。女同士だしいいじゃないか。
そう思う気持ちを抑える。
『おじゃましまーす。』
奈「来たな、そこに座れ。章平がお茶を入れてくる。」
古「ええっ、僕ですかぁ！？」
そう言ってしぶしぶ給湯室に向かう古寺。
なんかウケるww
奈「さて、やるぞ。まずはどこからやるんだ。」
『英語からお願いします！もうさっぱりで！！』
私は教科書とノートを取りだし、机の上に出す。
こうなったら1から教えて頂かねば…！
奈「じゃあまずはこのページからやるぞ。ちゃんとノートに書けよ。」
『はい！！』
よし、今やる気が超出てきた。
次のテストには期待できるかもしれない。
古「奈良坂先輩〜、お茶とどら焼き持ってきました〜。」
古寺がお茶を入れて持ってきた。
ん…？どら焼きだと……？
奈「待てｯ章平！！」
古「へ？」
『奈良坂先輩、休憩にしましょうか。』
私はそう言ってノートを閉じた。←
古「」
奈「章平、いいか。勉強中のこいつの前に菓子類は持ってくるな。一瞬でやる気が持っていかれるからな。」
古「りょ、了解です！」
奈良坂先輩、なんて事を教えてるんだ。
食べようよ、どら焼き。だってどら焼きだよ！？
おいしいものを目の前にして我慢できるか！！
奈「よし、A。どら焼きを我慢して1時間集中して勉強できたら何でも1つ言うことを聞いてやる。」
なんですと…！？
『はい！私頑張ります！！』
奈「(こうでもしないとやってくれないからな…。)」
それからは奈良坂先輩のプチ授業を真面目に聞いた。
とても分かりやすく、バカな私でも理解できた。
ていうか古寺の入れたお茶おいしいな。←
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
長らくお待たせいたしました。
すみません。学生の皆様はご存じであるかと思いますが、学年末テストがありました。
よって、更新が異常に遅れる事態となってしまいました。
後の報告になって申し訳ありません。
来月の初旬にもまたテストがあるので低浮上となりますが、よろしくお願いします！！ 暁羽
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Ａｋｉｈａ(プロフ) - コメントありがとうございます！確かに歳上ですね、抜けてました。ご指摘ありがとうございます!! (2016年2月26日 22時) (
レス) id: de643c97bd (このIDを非表示/違反報告)
白雪姫@クラリネット奏者(プロフ) - 初コメです！ 初めて読ませて貰いましたが、面白かったです。 あと太刀川さんはレイジさんのことを呼び捨てで呼んでないですよ。 年上ですから。 (2016年2月24日 20時) (レス) id: b08919986f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：暁羽 | 作成日時：2015年11月29日 18時
