第五十九話 ページ12
〜烏野高校 第二体育館〜
澤「よし!!じゃあ軽く掃除して終了!!お疲れした!!」
大地先輩の指示を聞いて一年生はモップで体育館を掃除し始めた
けど初めての練習試合で緊張もあり、疲れ切っていた翔君は立ちながら寝ていた
そんな翔君に飛雄君や力先輩が話しかけて起こそうとしていた
力先輩がいるから多分、翔君のいるところは大丈夫かな?
そんな様子を眺めていると大地先輩と武田先生が話しているのを見つけた
何、話してるのかな?
私はそう思って二人に近づいた
武「きっとなんとかしてみせる」
と真剣な顔で言いながら体育館を出て行った
するとその会話を龍先輩も聞いていたらしくいつのまにか大地先輩の隣にいた
田「な、なんか武ちゃんが頼もしい...?」
『あの、大地先輩!!凄い真剣な表情でしたけど、なんの話してたんですか?』
澤「あ、あぁAか...
指導者がいないと今後何かあった時に俺が指揮を取れるかな...って心配してたら、武田先生がアテがあるって...」
『え、ですけど武田先生って今年から顧問になったんじゃ...?』
澤「ああ、そうなんだが...」
澤・田「「『うーん...』」」
三人で顔を見合わせから片付けの続きを始める事にした
『もうすぐ体育館の掃除が終わりそうなんで用具室に道具片付ける手伝いしてきますね!!』
澤「ああ、頼のむ」
そして私は用具室へ向かった
そこには忠君がいた
『忠君!!』
山「A...」
忠君は少し困った顔をしていた
『忠君、どうかしたの?』
山「このモップなんだけど、捨てた方がいいのかな...?」
そう言いながら忠君は真っ二つに折れたモップを見せた
『確かに危ないね...一旦、先輩にどうするか聞こっか!!』
山「そうだね!!」
そう言って忠君は近くにいた孝先輩に聞きにいった
山「あの、菅原先輩!!」
菅「ん?どうした〜?」
山「このまっ二つのモップ、危ないから捨てちゃっていいですか?」
菅「っ!!いいんだそれは!!いいんだ...直せばまた使えるだろ...」
山「?分かりましたー」
そう言って忠君はそのモップを元々置いていた場所に戻していた
あのモップに何かあるのかな...?
さっきの孝先輩の顔すっごく悲しそうに見えた
私はそんなことを思いながらも道具を片付けていた
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ゆり - めちゃくちゃ面白かったです‼︎ いつも更新楽しみにしています!akiさん絶対顔可愛いですよね‼️ これからも頑張って下さい❕応援しています (5月8日 21時) (レス) @page23 id: c11b3f5e89 (このIDを非表示/違反報告)
aki(プロフ) - はちみつ蜜柑さん» いつもこの小説を読んで下さり本当にありがとうございます!!私は一応ここのことをコメント欄だと思っています。番外編のリクエストありがとうございます!!番外編の最初の話に書くので楽しみにしててください!! (4月27日 23時) (レス) id: dbdd94b385 (このIDを非表示/違反報告)
はちみつ蜜柑(プロフ) - 今回の話もとても面白かったです!それと番外編のリクエストです!『料理をする』というのはどうでしょうか?後コメント欄ってここで合っていますか? (4月27日 7時) (レス) @page19 id: bc28449a14 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あき | 作成日時:2024年2月8日 20時