努力の天才でバレー大好き少女【ハイキュー】

第三十九話 ページ40

〜青葉城西高校前〜

あの後からは何も起こらずに青城に着いた

『２回目がなくて安心しました．．．』

清「うん、心配だったけど無事着けてよかったね」

『私、翔君の様子見てきますね!!』

私は救急箱を持って急いで翔君のところへ行った

『翔君!!どう？もう体調大丈夫そう？』

日「ありがとう、A．．．」

『ううん、大丈夫だよ！緊張しないでってのは無理だと思うから、少しずつ慣れていこうね!!』

日「は、はい！．．．ト、トイレ．．．行ってきます．．．」

と言いながら翔君は走ってトイレへと言ってしまった
その後、私たちは荷物を運ぶために体育館に向かっていると話し声が聞こえてきた

？「なぁ、今日来る烏野ってさアレがいる学校だろ？
　 《コート上の王様》．．．お前出身中学同じだろ？金田一」

金「あぁ、影山っすか？別に大したことないっすよ？
　 確かに個人技は頭一つ抜けてましたけど、チームプレーって物が根本的に向いてないんスよ
　 だってあいつ、自己中っすから．．．」

？「へぇ、まぁ行った先が烏野だしな．．．
　 前は強かったみたいだけど．．．
　 烏野つったらマネが美人って事しか覚えてねぇし．．．」

金「マジっすか！」

？「そういや、ガラの悪い奴も居たなぁ
　 坊主で目付き悪くてさ、あったま悪そうな顔してさ．．．」

田「ふぅん？．．．
　 うちのことあんま舐めってと食い散らかすぞ!!」

「「!!?」」

そんな話し声が聞こえてきた
私は潔子先輩に隠されて何も見えなかったけど．．．
多分、声からして勇君かな．．．？
あともう一人は誰だか分かんない
そして立て続けに蛍君が言った

月「そんな威嚇しちゃダメですよ田中さーん？
　 エリートの方がびっくりしちゃって可哀想じゃないですかぁ？」

金「．．．ぐっ、別にビビってねーよ!!」

田「おぅ、そうだなぁ．．．
　 虐めんのは試合中だけにしてやんねぇとなぁ」

澤「お前らァ！ちょっと目、離したすきに!!」

月「!．．．」

澤「失礼しました!!」

？「あぁ．．．いや．．．」

田「(ﾋﾟｯｷｰﾝ)」

澤「田中、その顔やめろ！」

影「．．．」

金「久しぶりじゃねーの？王様．．．烏野でどんな独裁政権敷いてんのか楽しみにしてるわ」

影「．．．ああ」

金「．．．！(なんだよ、大人しいふりしやがって)」

そう言って飛雄君はこっちに戻ってきた

影「．．．体育館、行きましょう」

飛雄君の一言で私たちは体育館に向かった

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