第三十六話 ページ37
田「でも肝心のブロックはどうすんだよ!?
いくら高く跳べても元々デカい奴と比べたら、ジャンプのテッペンに到達するまでの時間がかかるだろ！
その分ブロックの完成が遅くなる」
『確かに、そうですよね』
影「．．．はい
だから日向がブロックで重点を置くのは、相手の攻撃をたたき落とすよりも《触る事》
日向のバカみたいな反射速度を活かして、敵の攻撃にとにかく触って勢いを弱め、確実に拾ってカウンターをしかける」
『なるほど．．．』
田「そんないきなりうまい事いくか!!」
澤「いかないだろうな」
田「え？？」
澤「少なくとも最初はな．．．
うまくいくか確証はないし、相手チームには馬鹿にされたりするかもなぁ
でもやってみれば何かしらわかる事があるよ！
《練習試合》なんだしさ！」
田「．．．おす」
日「．．．なにより、空中戦で日向の高さに敵う奴、
ウチのチームじゃ月島と影山くらいだ
だから日向、自信持って行．．．日向？」
日「．．．」
『翔君？大丈夫？ブロックは．．．』
日「ハイ!!おれ頑張ります!!
高校で初めて６人でやる試合だし!!いっぱい点とって！囮もやって!!
サーブも!!ブロックも!!クイックも!!全部っ．．．」
『ちょちょ!!翔君、落ち着いて!?』
日「全部っ．．．」ボンッ
『わあああ!?翔君!?大地せんぱーい!!翔君がショートしちゃいましたー!!!』
そのあといろいろあってその日のミーティングは終わった
影「A!帰るぞ」
『ごめん!!飛雄君、先帰っといて!!この後ちょっと用事あるんだ!!』
影「．．．校門で待ってる」
『へ!?わ、分かった!!』
私はそう言って飛雄君と一旦別れた後、蛍君のところへ向かった
『蛍君!!』
蛍君はちょうど一人でいた
月「A．．．どうしたの？」
『えっと．．．三対三の前に言ってたことが気になって．．．』
月「ああ、あれね
別にそこまで特別な意味はないよ
王様のこと煽るために言っただけだし
あ、もしかして意識しちゃった？」ﾆﾔ
蛍君はそう言うと私をからかう感じでそう聞いてきた
『ふ、普通!!あんなこと言われたら誰だって意識しちゃうよ//
あんな言葉、絶対好きな子以外言っちゃダメだから!!
そ、それだけ聞きに来ただけだから//
また明日//』
私はそう言って顔を真っ赤にしながらその場を去った
月「じゃあね．．．(あんな言葉、気になってる子にしか言わないのに、Aってどこまで鈍感なんだろ．．．)」
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aki(プロフ) - うちさん» 改めて調べてみると孝支の孝を間違えていました．．．わざわざ教えて下さりありがとうございます!!返信が遅くなってしまって本当にごめんなさい!!すぐに書き換えます!!これからもこの作品を応援してくれると嬉しいです!! (1月25日 0時) (
レス) id: dbdd94b385 (このIDを非表示/違反報告)
うち - 突然すみません菅さんの名前考 ではなく孝 下の部分が子のやつじゃないですか？ (1月10日 20時) (レス) @page5 id: 87d4336dcb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あき | 作成日時：2024年1月6日 19時
