努力の天才でバレー大好き少女【ハイキュー】

第三十五話 ページ36

〜翌日〜
昨日の試合を含めて練習試合に出すメンバーを決めていた

澤「．．．で練習試合のポジションだけど、コレでいこうと思う」

S：影山
WS：澤村・田中・縁下
MB：日向・月島

澤「影山と日向はセットで使いたいし．．．」

そうだよね．．．あの速攻がどこまで青城にどこまで通用するか気になるし．．．

澤「月島は烏野では数少ない長身選手だ。
　 青城相手にどのくらい戦えるか見たい」

月「はーい」

田「っていうか．．．デカさが重要なポジションに日向すか!?」

日「MBって．．．ノッポヤロー月島と同じポジション!?」

うーん．．．やっぱりそうなるよね．．．

武「ちょっとポジションおさらいしていい？」

澤「はい」

武「《セッター》がスパイクの為のトスを上げ、攻撃を組み立てる司令塔。
　 《ウィングスパイカー》が攻撃の中核を担う、攻守のバランスがとれたオールラウンダー
　 《ミドルブロッカー》がブロックで相手の攻撃を受け阻み、主に速攻で得点更に囮として、敵のブロックを引きつける
　 ．．．って感じで合ってるかな？」

澤「他にも守備専門とかもあるんですが、今回はそんな感じで合ってます」

私は大地先輩と武田先生の話を聞いていた
すると飛雄君が翔君に向かって言った

影「いいか日向、お前は《最強の囮》だ!!」

日「おぉ!!?最強の囮!!．．．おとり？なんかパッとしねぇ」

『簡単に言うと．．．
　この前やった3対3の時みたいに、翔君が打つと思ったら龍先輩が打つ、あの感じ!!』

日「あぁ!!なるほど!!」

影「月島みたいなデカい奴が何人もお前の動きにアホみたいに引っ掛かったら、気持ちイイだろ!!」

日「おお!!」

月「．．．」

『飛雄君．．．もうちょっと言い方考えようよ．．．』

影「．．．逆にお前が機能しなきゃ他の攻撃も総崩れになると思え」

日「総崩れ．．．そうくずれ．．．ソウクズレ．．．SOKUZURE．．．」

『ちょっと!?飛雄君はあんまり翔君にプレッシャーかけない!!』

影「？？」

飛雄君、全然わかってない
それに翔君ってプレッシャーにすっごく弱いタイプなんだ!?
大丈夫かな練習試合．．．
私に至ってはいろんな意味で心配だ．．．

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