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第三十四話 ページ35

私が校門を出るところで突然後ろから孝先輩の声が聞こえた

菅「Aちゃん!!今日一緒に帰らない?」

『はい!!昨日は断ってしまってすみません...』

菅「全然気にしなくていいよ!!
  今日は一緒に帰れるんだし!!」

『ありがとうございます』

菅「それにしてもビックリしてよねー
  まさか青城と練習試合をやることになるなんてなー」

『私も凄い驚きました!!けど...孝先輩これだけは絶対覚えておいてください』

菅「??」

『...龍先輩が言っていた通り、烏野の正セッターは孝先輩です!!
 これから、飛雄君が試合に出る数が多くなるかもしれませんが
 孝先輩は孝先輩らしいセッターでいてほしいです!!』

菅「!!」

『それに...私、孝先輩のトス好きです!!』

菅「え、あ、ありがとう//」

私がそう言うと孝先輩は照れくさそうにしていた

『あ、もちろん孝先輩のことも大好きですよ!!』

菅「へ!?///(落ち着け俺!Aちゃんの言葉にそう深い意味はないと思う//)」

私が続けてそう言うと孝先輩の顔が急に真っ赤になった
も、もしかして、私変な事言っちゃった!?

『こ、孝先輩、大丈夫ですか!?』

菅「あ、うん、大丈夫...//」

そう返事しながらも孝先輩はまだ赤かった
すると突然、後ろから飛雄君の声が聞こえた

影「菅原さん!!」

私と孝先輩が後ろを振り向くと息を切らした飛雄君が立っていた
もしかして、学校から走ってきた!?
私は孝先輩の方に目を移すとさっきまでの顔が嘘だったのかのようにいつもの顔に戻っていた
すると、飛雄君は息を整えながら言った

影「今回は俺自動的にスタメンですけど、次はちゃんと実力でレギュラー取ります!!」

菅「えっ!?」

影「えっ?」

『え?』

私たちは全員一旦その場で固まってしまった

菅「あ、いや...影山は俺なんか眼中に無いと思ってたから意外で...」

影「??なんでですか??」

菅「体格も実力も断然、影山の方が上だろ?」

影「《経験》の差はそう簡単に埋まるもんじゃないです...それと...」

澤「スガー!!」

日「スガさーん!!」

影「ほ、他のメンバーからの...し、し、信頼...とか...」

『と、飛雄君...顔、怖い...』

影「ご、ごめん...
  と、とにかく!!負けません!!」

菅「!!...うん、俺も負けない!!」

よかった...二人がちゃんと話せて
あ、そういえば蛍君に言われたあの時の言葉の意味聞くの忘れてた...
よし!!明日絶対聞きに行こう!!

第三十五話→←第三十三話


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aki(プロフ) - うちさん» 改めて調べてみると孝支の孝を間違えていました...わざわざ教えて下さりありがとうございます!!返信が遅くなってしまって本当にごめんなさい!!すぐに書き換えます!!これからもこの作品を応援してくれると嬉しいです!! (1月25日 0時) (レス) id: dbdd94b385 (このIDを非表示/違反報告)
うち - 突然すみません菅さんの名前考 ではなく孝 下の部分が子のやつじゃないですか? (1月10日 20時) (レス) @page5 id: 87d4336dcb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あき | 作成日時:2024年1月6日 19時

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