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第三十話 ページ31

正直...今の状態じゃ、あのトスを日向君《が》合わせるのは無理だ。
それなら...逆に飛雄君が翔君に合わせればいい...

影「フゥー...」

...飛雄君、凄い集中してる

山「ツッキー、ナイッサー!!」

蛍君がサーブしたボールを龍先輩が上げた

影「(この位置...この角度...このタイミング...ドンピシャ!!)」

ドッバン!!

影「よしっ!!」

日「!!!」

飛雄君のあげたトスが翔君の手に吸い込まれるように行った
それを翔君はそのまま打った
けど多分、翔君今...

日「手に当たったあああ!!!」

月「《手に当たった》?大げさな...」

うん、確かに普通に打ってたなら大げさだね
やっぱり...

澤「...おい、今...」

月「?」

澤「日向...目、瞑ってたぞ...」

「「「はあ!!?」」」

やっぱり!翔君はボールを見ていなかったんだ!

月「...あのどういう...?」

さっきまでずっと煽っていた蛍君の顔は想像できないくらい、ビックリしていた

澤「ジャンプする瞬間からスイングするまでの間、日向は目を瞑ってた...
  つまり影山がボールを全く見てない日向の掌ピンポイントにトスを上げたんだ...
  スイングの瞬間に合わせて...寸分の狂いも無く...!」

月「はああ!?」

もちろん、翔君自身もボールが手に当たったことにビックリして興奮状態だった

日「すげぇすげぇーっ!!
  なぁ何!?今の何!?
  当たったんだけど!!手に!!
  今!!俺の!!なあ!!」

影「おい!!お前!!目、瞑ってたってなんだ!!?」

日「!?お前が《ボール見るな》って言ったんだろ!!
  目、開けてるとどうしてもボールに目が行くから...」

影「確かに言ったけどっ!!」

日「でも、今ので成功だろ!?何が悪い!!」

影「それはそうだけどっ!!
  100%信じるなんてできるか普通!?」

確かにそうだよね
それに二人は中学で戦った相手
一緒にやるようになってまだ一週間程度で完璧に合わせるなんて《普通は》できない
100%信じるなんてできない
例え、長年一緒の間柄だったとしても...
でも、翔君は...

日「だって今、信じる以外の方法わからねーもん!!」

影「!!」

100%信じることができるんだ...!!
ヤバイ...!!また感動して泣きそう...!!

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aki(プロフ) - うちさん» 改めて調べてみると孝支の孝を間違えていました...わざわざ教えて下さりありがとうございます!!返信が遅くなってしまって本当にごめんなさい!!すぐに書き換えます!!これからもこの作品を応援してくれると嬉しいです!! (1月25日 0時) (レス) id: dbdd94b385 (このIDを非表示/違反報告)
うち - 突然すみません菅さんの名前考 ではなく孝 下の部分が子のやつじゃないですか? (1月10日 20時) (レス) @page5 id: 87d4336dcb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あき | 作成日時:2024年1月6日 19時

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