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第十八話 ページ19

私が小さな声で呟いた後...

ガララ...

突然、体育館の扉が開いたのでもうそんな時間!?と思いながら見た
するとそこには走ったあとのような姿の龍先輩が立っていた

田「ヤベー!!寝坊しちまった!!
  おはようございます!!」

菅「ほら、俺が言った通り寝坊だっただろ?」

『本当、でしたね...』

田「ちょっ!!二人共なんの話してるんすか!?」

菅「え〜...な〜いしょ!!」

私たちがそんな会話をしている中、翔君は必死にレシーブ練をしていた

田「そういえば、アレどのくらいやってんすか?」

菅「俺が来てから十五分は経ってる」

『ちなみに、私が来てから三十分くらいです』

田「連続っすか!?」

菅「うん」

そうやって見ていると翔君に疲れがあるように見えてきた

日「フグっ」

影「(拙い技術を補う圧倒的運動センス…でも)そろそろ限界だろ!!もうこのくらいで…!」

日「まだっボールッ!!落としてない...!!」

影「!!!このっ...!!」バシッ

日「!!!」

田「うわっ!影山性格悪っ...とれるかっ!!」

影「(しまった...つい無茶なボールを...)」

多分癪に障った飛雄君が今までより少し高めにボールを打った

『確かに...あれは少し高いですね...』

菅「全然少しどころじゃないね!(汗)」

『え?そうですか?』←自分の感覚がおかしい人

菅「うん...日向の運動能力...中学ん時から凄いですよね...でも、運動能力とは別に日向には...」

『勝利にしがみつく力がある気がします...
 恵まれた体格...優れた身体能力...
 そういうのとは別の武器...苦しい、もう止まってしまいたい...』

そう思った瞬間からの《一歩》

日「ぎっ!!」

翔君は思い切り一歩を踏んで、ボールをレシーブした
そして、そのボールはAパスで返っていった

田「!!上がったっ...!!スゲーぞ日向ァ!!」

影「...」

飛雄君はそれを見てある構えをした
その構えは確かにトスを上げる構えだった
飛雄君は自分の方に返ってきたボールを綺麗にトスした

菅「えっ!?」

田「!?トス!?」

『飛雄君トスを上げた!?』

田「で、でも!!日向にスパイクを打つ気力なんて...」

翔君は飛雄君のあげたトスを見て一気に笑顔になった

「「『(えがお!?)』」」

そして上がったボールに目掛けて走りボールを勢いよく打った
私は彼が飛ぶその姿に目を奪われた

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aki(プロフ) - うちさん» 改めて調べてみると孝支の孝を間違えていました...わざわざ教えて下さりありがとうございます!!返信が遅くなってしまって本当にごめんなさい!!すぐに書き換えます!!これからもこの作品を応援してくれると嬉しいです!! (1月25日 0時) (レス) id: dbdd94b385 (このIDを非表示/違反報告)
うち - 突然すみません菅さんの名前考 ではなく孝 下の部分が子のやつじゃないですか? (1月10日 20時) (レス) @page5 id: 87d4336dcb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あき | 作成日時:2024年1月6日 19時

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