だれか、私を殺してください【呪術廻戦】

悲痛 ページ8

乙骨side

周りの人が一斉に僕の方を見る


真「Aって、お前の友達の・・！」


夏「彼女は面白い術式を持っていてね、とある場所に隠しているんだ。


決行の日までに見つけることができたら君たちにあげるよ


ただし期日までに見つけることができなかったら、プレゼントはなしだ」


楽しそうに、面白おかしそうにそう言う男に怒りが湧く


画面の向こうでは「やめて、来ないで！」とAちゃんが鎖のせいでそれ以上後ろに下がれないのを分かっていながら必死に後ずさりをしている


悟「百鬼夜行と彼女が何の関係がある、傑」


夏「さっきも言ったろう、面白い術式を持っていると


もし君たちが期日までに見つけることができなかったら私が彼女の力を使って百鬼夜行を更に壮大なものへとしてあげよう


そうだな、被害は倍以上に膨れ上がると考えてもらっていい」


その一言に場の空気が一気に冷え、さらに緊張が増す


夏「ああ、早く助けてあげた方がいいよ。じゃないとこの子、壊れてしまうかもしれないよ」


男がスッと手を動かすと、牢の外に居た呪霊の内の一体が鎖を強く引っ張る


Aちゃんの身体が牢の方へと引きずられる


「やぁぁああ！！」と必死に抵抗するが呪霊の手が届くか届かない所まで引き寄せられてしまう


Aちゃんの顔が絶望に染まる


憂「やめろ！！」


夏「この呪霊は私が操っているから、私の指示なしで襲うようなことは無いよ」


ふざけるな、やめろ


そう叫んでも辞めようとしない男への怒りと助けてあげられないもどかしさで自分に腹が立つ


とびかかりそうになるのを先生に抑えられる


そのまま奴らは鳥の呪霊に乗り、いなくなってしまった


そこから周りはざわざわと何かを話しているが、僕の耳には音を拾おうとしない


Aちゃんが、危ない、助けないと


でもどうやって？場所もわからないのに


Aちゃんの両親に聞けば何かわかるだろうか、いやそんなヒントをくれるはずがない


頭の中で色々なことがまざって、考えがまとまらない


悟「憂太」


ポン、と肩をたたかれてハッとする


悟「あとであの子について聞きたいことがある」


黙ってうなずいた


何もできない自分が悔しくて、拳をきつく握りしめた


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口調ォ不明ィ

タイトルがそっけなかったので変更しました

ここまで見ると乙骨くん好きみたいな感じ出てますけど、推しは伏黒
乙骨君も好きだよ！！

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