だれか、私を殺してください【呪術廻戦】

挨拶 ページ28

悟「いやーやっととれたんだよね入学許可！


　Aの術式の有用性を足りない頭で理解した上層部が、一時的に処刑を撤回したってわけ」


はい拍手！というも誰一人としてそれに乗らない


パ「つまり、そいつは保護対象ではなくうちの1年だったってことか？


悟「そうそう！ちなみに憂太より1歳年下なんだって！」


真「は や く い え や!!」


五条から詳しい説明のされていなかった2年は百鬼夜行の一件の被害者という認識になっていた


保護対象と思い込んでいたがそれは全くの勘違いだということが判明


保護対象だと思っていたため傷つくことがないよう丁重に世話してきたが、それも全くの見当違いだったのだ


悟「調べさせたら檄生侶幇助という術式らしい


まだ不明な点がおおいけど、例を挙げると対象の呪力の底上げ


Aが触れて術式をかけた対象はもれなく呪力が倍！


呪力や術式は生まれながらの才能に依存するけど、Aがいればその辺もろもろの欠点を全部カバーできる

呪術界屈指のバッファー、Aがいれば格上呪霊もお茶の子さいさい」


五条が術式について説明している中、Aは隣でぼんやりとしていて話を全く聞いてない


棘「すじこ」


パ「そんな強いなら、今じゃなくて最初から呪術師にすればいいじゃん」


野「確かに」


呪術界の人手不足。特に等級が高くなるにつれ酷くなるその問題もAの術式があれば改善されるだろう


術式を考えると呪術界での期待も大きいはずだが、Aはこの時期に編入という形で遅れてやってきたことにパンダ達は疑問があるようだ


悟「(傑がやったと思われるAの術式の強制発動及びその条件について謎が多い内に情報が漏れると厄介だから黙っておくのが吉かな)


まーそんな事はどうでもいいでしょ。それよりもAを姉妹校交流会に出すことになってるから鍛えといて


Aに利用価値なしまたは呪術界への反抗が見られた場合は即処刑だから


じゃ、僕忙しいからあとはみんなで仲良くね〜」


じゃ、頑張ってとAの肩に手を乗せるとひらひらと手を振り、任務のため伊知地の待つ方へ去っていった


価値がなければ即処刑という爆弾発言


残された６人(Aは話を聞いてないため正しくは５人)の間で何とも言えない空気が流れる


5人((どうすんだよこの空気！！))

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