カリブラと飲み2 ページ15
「お腹いっぱいー」
「おー、よかったなA」
「みのも沢山たべたー？」
「ん、たべたよ」
「みのは太らないから沢山たべても大丈夫だもんねー笑」
「A！？それは俺とジローへの嫌味！？笑」
「えへ笑」
4人での飲み会はすごい楽しくて、Aにはやっぱ周りを和ませるなにかがあるよなーなんて思った。
しかも今日は俺が隣の席を勝ち取ったわけで、それはもう楽しかった笑
ジローとジョージも終始顔が緩みっぱなしで、こいつらは多分俺以上にAのこと大好きなんだなと実感した。
会計をすませて外へ出て歩きだす。
時間はもう夜の1時だった。
俺たちは車で移動してホテルに戻るんだけど、Aは一応徒歩15分くらいのところに自宅があるから歩いて帰るらしい。
こんな時間にさすがに危ないから、俺らで送ってから車でホテル帰るかーなんて思ってたら
「俺A送ったあと適当に帰るから、お前らは行ってて〜」
ジローが当たり前のようにそう言って、Aの隣に行った。
あの有無を言わさない感じ笑
ジローはAに対してほんとに本気なんだなと思う。
普段は意外と俺らにも気遣いしたり譲ったりすることとかもあるのに、Aが関わるとちょっとだけ様子が変わる。
俺もAのことはすごく可愛いと思うし、普通に好きだと思う。
ただ、ジローが俺以上に本気なのがわかるから、自然と身を引いてしまうところはある。
まあ、今は素直に応援したいって気持ちのが強いかも。
…んで、おそらく俺と似たような心境に立たされてるやつが隣にもう1人。
「…ジョージ、大丈夫？」
「…大丈夫」
「そう？」
「うん。基本はジローのこと応援してるよ俺」
「あそう」
「…ぜんぶ納得いってるかっていうと、そんなことないけど」
「うん」
「俺も本気だ、って結果的になっちゃったら、その時はちゃんとジローに言って、自分がしたいように動くよ」
「ん、それがいーよ」
「俺が煮え切らないうちは、ジローの好きなようにしてもらえればと思う」
「ん」
いやー。辛いねえ男って。
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シーク - とても面白い作品をありがとうございます！続き頑張ってください！ (2018年8月10日 3時) (
レス) id: 364cb89ff0 (このIDを非表示/違反報告)
トーカ - 面白すぎます これからも色々なお話楽しみにしてます頑張ってください (2018年1月20日 14時) (レス) id: 89fc125e2b (このIDを非表示/違反報告)
あー(プロフ) - あやかさん» コメントありがとうございます励みになります…！これからも頑張ります！ (2017年11月29日 0時) (レス) id: 34d75070df (このIDを非表示/違反報告)
あやか - 面白くてこの話すごい好きです！これからも頑張って下さい！！ (2017年11月20日 0時) (レス) id: 1e6e72e0e3 (このIDを非表示/違反報告)
あー(プロフ) - りりりさん» コメント嬉しいですありがとうございます！！このあと久々に更新しようと思っています…！ (2017年11月19日 16時) (レス) id: 34d75070df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あー | 作成日時：2017年9月14日 1時
