LOVE Prince

46.岸君のジャージを思い出す 青 三本ライ ページ46

顕嵐 「黒のワンピが似合う シック・・」

頬杖つきながら低い声で言う

物憂げな イケメンにほめられると

ちょっとうれしい

視線だけで 誘惑できるタイプだと思う

(勝手に誘惑されてます)

わたしがきてるの

なんてことない

黒いノースリーブ のわんぴです・・

神宮寺「 いや。 大人っぽいってことないけど

　 黒なのは 白だとよごれるからじゃーないのーー

　 けっこー無難 なの選ぶ」

ってちょっと笑いながら言った

　そうなの 昨日 白いワンピ に焼肉おとしたしさー


宮近「 神宮寺や玄樹 が話してる様子からしてA もっと

　 子供っぽい のかと思っていた 」

えー二人でどんな 話してんだろう

気になる 気になる 気になる

今度こっそり教えてください

顕嵐「 うん すごい Aちゃん
　
　 俺・・そういうのうまく言えないけど

　 なんて言ったら いいんだろう 雰囲気があるね それがいい」
　
って 節目がちで言う・・

神宮寺「 Aだって よかったじゃん

　 でも ずっと一緒にい たらどう？

　 また 違う Aとあえるかもね」



って わたしに目配せした

そうなの・・ずっといたら

だだっこで 子供で 不精だもの

でもあえて わたしの悪口は言わないでいてくれてありがとう

　

神宮寺「 玄樹 もAもどう違うか
　 説明してもらわないと よくわからないように
　 服を何枚ももってる もったいない」

玄樹 「びみょーに違うんだよ

　 あと
なんか ないと 心配だしーー」
　
　 て口を尖らして言う

神宮寺「 玄樹は アメリカを突き進んでる

Aは 女子って感じだよね
　でも おしゃれか おしゃれじゃないかっていうと 不明
　で。
俺の好みからは かけ離れてる・・」

えーやっぱり・・
そうなの わたしおしゃれさんではないの・・

神宮寺の趣味では 服装ではないです

たまに

「ださ・・」

っていわれるもん。

でも岸君がもっと垢抜けないので

わたしの センスのなさも目だたない

岸くん たすかる ！！

今この場にはいないけど


存在感がやっぱり 岸くんあるなーー

岸くんの 目の覚めるような青のジャージ(横に白いライン三本を

思い出した)

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