僕の名前。 ページ17
【ミナリside】
とりあえず、腕に掛けていた
Aのトートバックと
買い物して来た荷物を床に置いて
僕は、背中のAを
ゆっくりとベッドに降ろした。
『 ん〜･････。』
そんな声を出しながら
寝返りをうったAは
起きるどころか
むしろ自分が寝やすい体制を
探すようにベッドの上で
もぞもぞと動いていて、
だけどしばらくしたら
また、深い眠りについたようだった。
｢･････気持ちよさそうな顔して
寝やがって(笑)｣
Aの髪に指を差し込んでそっと撫でる。
相変わらずAの髪は
柔らかくツルツルと滑るような細い髪で。
──前もそうだった。
こうしてAの寝顔を見てると、
いつまでだって髪を撫でていたくなる。
僕はしばらくの間そうしていて･････
そしたら──
『 ･････ミナリぃ･････。』
Aが寝言で
僕の名前を呼んだんだ。
その瞬間──じわっと、涙が込み上げてきた。
｢･････A。｣
嬉しかったんだ。
ハルトじゃなくて
僕の名前を呼んでくれたことが。
Aの中にハルトがいても
僕はずっとAを愛していく
自信があるって、そう思ってた。
だけど──
もしかしたら心の奥底では不安で
仕方ない部分もあったのかもしれない。
だからこんなふうに
寝言で僕の名前を呼んでくれただけで
こんなにもホッとしてしまったんだと──。
｢･････うん。ミナリだよ。
ずっと･･･ずっとAのそばにいるからね。｣
僕は──そう返事して。
気持ちよさそうに眠るAの
前髪にそっと、キスをした。
そしてAの手を握ったら
ベッドに凭れて、そのまま眠ったんだ。
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aki(プロフ) - ともつっちーさん» ともつっちーちゃんありがとう！やっとだよ！やっと終わりましたよｯ( ；∀；)ほんと長がった〜！でも無事ミナリを幸せにしてやりました(上から←爆)つっちーちゃんのジェジの続きもうずうずしながら待ってるからね！← (2017年7月22日 19時) (
レス) id: d9eca195c1 (このIDを非表示/違反報告)
aki(プロフ) - ナオコさん» ナオコさん。最後まで読んで頂いてありがとうございました^^ふふふ〜♪どんどんミナリを好きになってあげてください(〃艸〃)ほんとに。姉妹でジェジとミナリなんて羨ましすぎますよね〜♪ (2017年7月22日 19時) (レス) id: d9eca195c1 (このIDを非表示/違反報告)
ともつっちー(プロフ) - akiちゃん！お疲れ様でした！！切な苦しい恋だったミナリが幸せになってくれて良かったー(´∀｀)本当に毎日毎日更新してくれて朝の通勤電車が楽しかったよ。ありがとう！ (2017年7月22日 8時) (レス) id: d12e2350ed (このIDを非表示/違反報告)
ナオコ(プロフ) - akiさん連載お疲れ様でした♪毎日更新されるのを楽しみにしていました！私の中でミナリは恋愛対象じゃなくて(ごめんなさい)年の離れた弟っぽい感じ？だったのに、気づいたらちょっと好きになってしまいました(//∇//)姉妹でジェジとミナリだなんて羨ましすぎます(^^) (2017年7月21日 19時) (レス) id: 776f0c3140 (このIDを非表示/違反報告)
aki(プロフ) - あつこさん» あつこさん最後までお付き合いありがとうございました^^ツイで毎日お話の更新お知らせをしていたのですが、質問してみたら最後一気に読みたい読者さんが多かったので一気に作業しちゃいました！早く次の連載開始できるよう頑張るのでその時はまた覗きに来てくださいね♪ (2017年7月20日 9時) (レス) id: d9eca195c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：aki | 作成日時：2017年6月23日 21時
