天内理子の親友【呪術廻戦】

乱入男 ページ5

今は聖堂で音楽の授業

陰キャにとって音楽の時間は本当に地獄

声出さないと怒られるし、前向かないといけないし、音痴だと睨まれる

そしてずーっと前を向くからあれと目が合っても見えないふりをしなきゃいけない

『(他の授業なら違う方向みて誤魔化せるのにいい…)』

早く終われ早く終われって考えながら歌っていると、突然ドアが開かれる音

？「天内！！」

みんなポカーン

先生もポカーン

私もポカーン

「「え〜〜〜！？」」

突然の男の登場に黄色い悲鳴

ここは女学院だから、突然のイケメンの登場に男に飢えたクラスメイトは浮足立つ

でも私は眩しすぎて逆に見れなかった

なになになにあれ、髪の毛白いじゃん！

あんな色に染められる男は確実に陽キャ、それもトップクラス！！

クラスメイトの要望に応えてドヤ顔でサングラス外す男から放たれる陽キャオーラに私の目は限界寸前

目がつぶれるうう！

理子ちゃんはみんなからの質問攻め

「お兄さん！？」

理「いとこ、いとこだよ！！」

必死に弁解する理子ちゃん

『(あれ、理子ちゃん確かいとこ居ないって…)』

そんなこんなの騒動に紛れて陽キャサングラスは理子ちゃんを連れてってしまう


『っあ、待って…！』

理子ちゃんが連れてかれちゃう！

慌てて2人の事を追いかけた

後ろで先生が「森内さんどこ行くの！ずるい！！」って聞こえたけど私の狙いはあの陽キャじゃないの

あの人は絶対に理子ちゃんのいとこじゃない

理子ちゃんが前にいとこは居ないって言ってたもん

理子ちゃんは私に絶対嘘はつかないから、攫われたのかもしれない

『うおおお勇気出せ私陰キャの底力の見せ所だ』


理子ちゃんの周りはは昔から何かと危険なことが起こりがちだった

今だって、普段はいないくらい嫌な感じがするやつらが何匹か学校にいる

『理子ちゃんんんんん』

いつもは下向いてばっかだったけど、今日は頑張って前を向いて理子ちゃんの事を探した

お膝が大爆笑→←おはよう

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す