天内理子の親友【呪術廻戦】

無知の罪 ページ15

ー黒「すぐに戻るので森内さん申し訳ございませんが外でお待ちいただけませんか？」ー

そう黒井さんに言われた

初めてちゃんも話したから緊張６割驚き４割でまた片言の返事になった

でも黒井さんは笑わないでくれたから凄くいい人なんだろうね

天使の周りにはいい人しか集まらんのかすごい

待ち合わせ場所として指定したバス停

ここ東京なのにぜーんぜん本数ないのね

こんな森ばっかの所でやることなんてないから、バス停の木目の数数えてる

いっつもこうやって暇潰ししてるから木目数えはプロ中のプロ

友達いないって自滅してるやん自分で言ってて悲しくなってきた

とにかくぼーっとしてると遠くから歩いてきた男が1人

黒髪黒目で悟さん達に負けず劣らずの高身長

そして美形

『(へええええ此処は美人しか来ない呪いにでもかかってるの！？)』

あんな上半身キュってした服着れるのは本当選ばれた人間だけだよおめでとう

ってガン見しすぎたんだろうね

？「何オマエ」

睨まれました

『な、なななな何でもありません！』

高速&超小声

アガりすぎでしょってくらいコミュ障全力で発揮したよ震えるな私の足！

男の人は興味なんてそもそもなかったのか何も言わずに歩いていった

『めずらしー…この辺来る人いるんだ』

この時の私は本当に無知で

ここがどう言う場所で

理子ちゃんはどう言う存在で

そこに賞金が掛けられていたとか何も知らなかった

だから人が来ても何も思わなかった

明確な殺意に気づければもしかしたら、違う未来があったのかもしれない




無知は罪なり

もしあの日に戻れるならば…

アラート→←また明日ね

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す