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撮影が終わったのか、ドレスの裾を少し持ち上げながらヒールを鳴らしながら小走りで向かってきた。



「なーんで見てんのー(笑)照れるじゃん。

今日撮影じゃなかったの?」




やまと「人集まりすぎちゃって中止になったんだ。にしても、Aすっげぇ綺麗!」


ひゅうが「カフェのときのシャツとエプロンも好きだけど、ドレスめっちゃ似合うね!」


「えへへ〜ありがと〜(笑)」


照れながらその場でくるくる回って見せるA。満更でもないようだ。


あむぎり「かわいいね、Aちゃん!すごい!」


ゆうま「ギャップすごいです、似合いすぎ(笑)」


「へへ、照れてきた(笑)」




黙ったままのゆうたの前に立ったA。いつもよりヒールの高い靴を履いているから、顔が近い。

耳元に近づき、ゆうただけに聞こえる声で。





「ドレスね、色選べたんだ。ゆたくんの色だから緑にしたんだよ。」



ゆうたは顔を手で顔を押さえる。




ゆうた「はーっ、ずっるいよ、Aさん。」





今度はゆうたから耳元に近づくと、Aにだけ聞こえる声で。





ゆうた「綺麗だよ、でもピアスがちょっと寂しい。」


右耳から離れると、今度はAが右耳を押さえて口籠った。





やまと「いちゃつくなよ!」


ひゅうが「ほんとだよ!!」


「ゆたくんずるいんだもん(笑)みんな年末は東京で過ごすんだっけ?」


顔を赤らめながらAは話題を変えた。


ゆうま「このままとんぼ帰りになりますね〜。」


あむぎり「沖縄一瞬だったね。」


「私まだしばらく沖縄だ〜。何時の飛行機?空港まで送るよ!今日もう仕事ないから!」


Aの提案から、着替えてくるねと颯爽と部屋に戻ったAを見送る5人。



やまと「つーかまじゆうた、Aと何話してたの?」


ゆうま「気になりまーす!」


あむぎり「Aめっちゃ照れてたね(笑)」


ひゅうが「ゆうたもな!Aに何言われたの?」


ゆうた「んー、内緒っ。」



満足そうなゆうたと他4人の図。

ただ、他のメンバーも何かを悟ったようにAの背中を見送った。

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作者名:aki | 作成日時:2022年3月24日 20時

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