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Aを見送る。もちろんAの話になる。
やまと「一応確認しとくけど…、みんなマジなの？」
ひゅうが「大真面目です。」
ゆうま「そりゃ、マジですよ。」
あむぎり「俺だって…！」
ゆうた「んー、内緒。」
視線は一気にゆうたに集まる。
やまと「なんだよ内緒って(笑)」
ゆうた「そのまんま。内緒。
ってかまあ、全員立ち位置はほぼ一緒なわけでしょ？
協力もなければ抜け駆けもなにもないんだから、各々が自由にするのがいいんじゃない？」
ひゅうが「まー、Aさんのこと実際何も知らないし。そりゃそうだな。」
あむぎり「たしかに。」
ゆうま「スーツのAさんも好きだけど、カジュアルな感じもめっちゃいいな〜。」
やまと「ま、たしかにゆうたの言う通り！Aの気持ちが大事だけど、そんなこと言えるほどAのこと知らないからね(笑)」
やまとの作ったグループLINEで、Aはよくなんでもない報告をしていた。
Aみて
A【犬の写真】
ひゅうがかわいい!!!
あむぎりかわい〜!外ですか??
Aうん!最寄りコンビニの近くだった!
ゆうま今度案内してください!
A【OKのスタンプ】
ゆうたかわいいね
ゆうた【スタンプ】
メンバーそれぞれが各々の場所でAと会うことも会ったり、時々Aは事務所へやってきてご飯を作っていった。
そうして気づけば夏は終わり、もうすぐ年の瀬となろうとしていた。
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作者名：aki | 作成日時：2022年3月24日 20時
