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まっすぐな瞳に吸い込まれて、回答を忘れていた。
ひゅうが「…じゃあ、23歳。」
「じゃあってなに(笑)」
ひゅうが「同い年だったら嬉しいなーと思いまして(笑)」
「でも、ビンゴ!
同い年だったね!……嬉しい?」
ぴょんっと椅子から飛び降りたAさんの姿に目を奪われ、頷くことしかできなかった。
「あ、そろそろ私上がらないと…。
また来週ね、待ってるね?」
エプロンを外しながらそう言ったAさんを見送る。
『ちょろいな〜。大人気YouTuberさんがよ〜。小娘に踊らされちゃって(笑)』
ひゅうが「そんなんじゃないっすよ…(笑)」
マスターにはまたちゃかされるだろうけど、来週も絶対来よう。
名前と年齢しか知らないけど、金曜日にここに来れば会える。
焦らなくていいよな、だってここは俺しか知らない。
時間はまだある。ゆっくりできっと大丈夫。
▽episode01_ゆうた→←▽episode01_ひゅうが
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作者名:aki | 作成日時:2022年3月24日 20時