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▽episode01_やまと ページ7
オーナーさんは若い女性だって聞いてたし、色々都合つけてもらって本当に感謝しかないから改めて挨拶に来たんだけど…。
まさか隣の部屋に住んでるとは思わなかったし、まさか……
「あ、この前のお兄さん。お部屋は気に入ってもらえましたか?」
やまと「あ、えっと、もちろんです。色々本当ありがとうございました。これ、ちょっとなんですけど…。」
「えー、わざわざすみません。いただきます。でも1人だとあれだから、一緒に食べません?どーぞどーぞ。」
言われるがまま、お邪魔する形になってしまった。
作りは俺らの借りている部屋とほぼ同じ。ただなんとなく、無機質な生活感のない部屋だと感じた。
やまと「オーナーさん、は、ここに住んでるんですか?」
「一応住所はここだけど、わりとうろうろしてますよ。
…オーナーさんって呼ばれるのちょっとアレなんで、名前で呼んでもらいたいかなあ。
Aって言います。」
ふわっと笑った顔は、不動産屋であった時の印象とは全然違った。
柔らかくて、優しい笑顔だった。
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作者名:aki | 作成日時:2022年3月24日 20時