まいごはこわぁ ページ10
「…ここどこぉ、、、」
新しい現場での撮影が決まり
楽屋でのんびりしていた�睫攷道辧�
"ちょっとトイレ行ってくるから
慧、ここで待っててね？"
"楽屋から出ないでね？"
なんて言うパパの言葉を流しながら
返事をした慧ちゃん。
気が付いた時には、、
「ぱぱぁ？…んぅ？ぱぁーぱぁー！」
ポツンと楽屋に居た慧ちゃん。
「…ぱぱぁ？…ｸﾞｽｯ。どこぉ…。」
初めての所で1人は怖いのか、
その足で楽屋を後にする慧ちゃん。
新しい現場なので、顔見知りの
スタッフさんも居らず、立ち往生…。
「ぱ、、、っぱ。けいちゃん
ここよぉ、、、？こわいこわいよ」
小さい声で下を向きながら呟くと
慧ちゃんの視界に靴が入り
びっくりして顔を上げると、
「…ｸﾞｽｯ。…べべちゃん…。」
「ん？阿部です(ﾆｺｯ)」
新しい雑誌の取材で建物に居た
べべちゃん事、阿部亮平さんと遭遇。
「慧ちゃんどしたの？」
「ぱぱいないの、さがしたら
けいちゃんまいごしたぁ」
「んふっ、パパ探してたら
迷子しちゃった？」
「じゃあ、僕と一緒に探そうか。」
「しゅるの、、」
慧ちゃんの涙を拭いて抱き上げ
落ち着かせる為に
背中をトントンする亮平さん。
でも、背中トントンすると、、
「んぅ、、むにゃ。」
あぁ、間に合わなかった…。
直ぐに寝てしまうのです。
「…あれ、寝ちゃった？」
「あちゃ、どしよ、、とりあえず
慧ちゃんの楽屋探しかなぁ…。」
"んふ。寝顔も可愛いってずるいなぁ"
"このこのぉー。"なんてほっぺを
ツンツンしながら楽屋探しスタート。
スタッフさんに聞くのが早いのですが、
亮平さんもこの建物に来るのは
初めてなので、建物散策をしながら
の楽屋探し。
階段やエレベーターは使ってないはず
なので、この階のどこか…。
「んー、探し回らなくてもいっか。」
"きっとパパさん来るから
暖かい慧ちゃんと少し休憩"
なんて言いながらベンチに
腰を掛け寝顔鑑賞。
"んむぅ…。むにゃ、、"
"んへぇ、、、"
3歳と言えどまだまだ赤ちゃんなので
眠っていても口は動きます。
「んへぇ、可愛いなぁ…。」
「夢の中でパパに逢えてるのかな？」
暖かい子ども体温な慧ちゃんを
抱っこしているのもありウトウトと
船を漕ぎ始めた亮平さん。
「あれ？阿部さん？」
と、そこに焦った雄也さんが到着
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 151人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：いのゆう。 | 作成日時：2022年6月13日 11時
