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「じゃあ、べべちゃんとのお約束です。
これからきちんとぱぱのお話は聞く事。
できる人ー？」
「ん！はい！けいちゃんできるよー？
おやくそくだいじなの！」
「んふっ、良いお返事を頂きました！！
これで、パパさんも安心ですねぇ」
「いや、声掛け上手くないですか？」
「いやいや、、小さい頃僕も
こうやって言われたなぁ…なんて」
「お約束です。って言われると
返事しちゃいません？ボクの家は
決まって母がお約束です。って
言ってて…」
"なんか恥ずかしいですね"なんて
顔を少し背けながら少し昔の
話をする亮平さん。
「いや、分かります。約束って
言われると聞いちゃいますよね…。
素直な頃は決まって「わかった」
なんて言ってましたね、、」
「んふふ、"素直な頃は"って
なんですかぁ、、ヤンチャになると
聞いてなかったんですか？」
「すぐヤンチャ期に入って
良く困らせてましたね」
"僕の話はこの位で"なんて
言いながら家へ向かう車。
「べべちゃん、
いっちょにおねんねしゅる？」
「おねんねはしませんー。
阿部くんお着替え無いから
お家帰らないと、、」
「、、、やぁだぁ、、。
ごはんたべて、おふろはいって、
おねんね！」
「えぇ、、慧ちゃん沢山嬉しいなぁ…！！
雄也さんさえ良ければ、ボク明日オフなので。」
「疲れてませんか？大丈夫ですか？」
「ふふっ、慧ちゃんからパワー
貰ったので元気です！！」
「ほんとありがとうございます。
慧も、ありがとうしてよ？」
「…！おとまりうれしい！
あべちゃ、ありがとうござます！！」
「あ！阿部ちゃん呼び！嬉しいなぁ、、。
コンビニだけ寄ってもらってもいいですか？」
「了解です！」
ニコニコしながら家着いたら、
あれするのー。これするのー。と
次々としたい事を口にしていく慧ちゃん。
「慧ー？あんまり困らせないでよー？」
「えへへぇ、、だってたのちみだもん！」
「ボクも楽しみです！
お2人に会いたいし、
ご飯も上手って言ってたので…！」
「ひかちゃんはね？ごはんおいしくてね？
こーちゃんは、べべちゃんといっちょで
おべんきょすごいんだよ！」
「ほんとぉ？光さんは、舘さんと同じで
お料理上手で、宏太さんはボクと同じで
お勉強かぁ、、楽しみだなぁ！！」
お仕事終わりで疲れている筈なのに
いつも以上に賑やかな帰りの車内。
2人の会話をBGMにし
家路に帰る雄也さん。
でも、途中でコンビニ寄るの
忘れないで下さいね？
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作者名：いのゆう。 | 作成日時：2022年6月13日 11時
