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涼太さんの後ろからバタバタと
こちらの様子を伺ってる
レインボローズくん。
普段はバタバタしないのですが、
飼い主さんよりも小さい人を
初めて見たので気になる様です。
「お部屋戻っちゃうの？
とりさん怖い？涼太くんが飼ってる
レインボローズくんです。
慧ちゃん初めてだから気になってる
みたい、、」
「んー、、かむ？つんつんしゅるー？
いたいいたいはきらいなのよぉ、、」
「噛まないよ、大丈夫！
頭の上に止まるの好きだからすこし
くすぐったいかも…(ﾆｺｯ)」
「んぁー！よしよしできる？
けいちゃんごあいさちゅしなきゃ！」
「じゃああけまーす、、
慧ちゃんお手手は出さないよー？」
緊張がMAXになった慧ちゃん。
と、カゴを開ける涼太さん。
涼太さんの肩に止まり"ピチチッ"と
数回鳴くと慧ちゃんが気になるのか
慧ちゃんの周りを飛びながら回る
レインボーローズくん。
「んぁ、、こわぁ、、、。
りょーたくんたしゅけてぇ(ｸﾞｽｯ)」
「いやぁ、、けいちゃ、、
おいちくないよぉ、、、」
と、言いながら涼太さんの元へ
駆け寄る慧ちゃん。
「ちょっと、怖かったね、、
よしっ、お前はお家もどろーね。」
"こっちおいでぇー"と声を掛けると
そのまま自分からお部屋に戻る
レインボーローズくん。
「あおいろきれいだけど、
けいちゃんこわぁーい、、、。」
「綺麗だった？それは良かった。
んー、仲良くなるには
まだ掛かりそうだね、、」
「ん！あとね、おなまえむじゅかち」
「レインボーローズ？」
「れいんぼー、、ろーじゅ。
んんぅ、、むじゅむじゅ。」
「んはは！ろーじゅは可愛い。
ローズくんは？」
「ろーじゅ、、ん"ー。
けいちゃんれんちゅうしゅる
だからまたごあいさちゅしゅる。」
「良かったなぁ。
お前怖がらせすぎだよ…。
もう少し仲良くしてくれると
嬉しいんだけどなぁ…。」
自分以外に優しい顔を向ける飼い主を
みて嫉妬をしたのか"ピチッ"と短く
鳴いてそっぽを向くレインボーローズくん。
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作者名：いのゆう。 | 作成日時：2020年9月17日 1時
