ぽかぽかおねんね ページ27
朝から2人だけの撮影をして
少し遅めのお昼休憩。
「しょーたくん、、」
「んー？おー、、」
ご飯を食べ終えた2人。
ほのぼの担当なだけあって
2人の空間は基本ほんわか。
「あのねぇ、けいちゃん
おねんねしゅるの、、。
だからぎゅーしてぇ？」
「あれぇ、おねんねしちゃうの？
俺とあそぼーよー」
「んむぅ。けいちゃんねむいの、、
ぎゅーちてぇ、、」
なんて言いながら自分から近付いて
ソファに座ってる翔太さんの膝の上に
登ってギュッと抱き着いて
「ふはっ。眠る体制完璧じゃんか！」
「んんぅ。あしゃ、しゅこし
はや、、かった、、からぁ、、、
だから、、、お、、ね、、」
「んね。か、、寝ちゃったじゃん。
んまぁ、メンバー来るまで自由時間
だからいっか、、。」
お昼休憩後はSnowMan全員集合で
わちゃわちゃしたショットを撮る
予定なので、他メンバーの待ちも含め
2時間はあるのでそれまでは
自由時間なのです。
「に、してもほんとに可愛いなぁ…。
赤ちゃん体温だし、口ちっちぇー。
俺にギュってしながら眠るとか
ありかよ…。」
誰もいないので普段思ってても
言葉に出せないさかセリフが
バンバン出てくる翔太さん。
気持ちよさそうに眠る慧ちゃんの
背中をトントン叩きながら
慧ちゃんの赤ちゃん体温に
誘われたのか１つ大きな欠伸をして
"ねみぃ、、。"と零しながら
眠りについた翔太さん。
「失礼しますー、、あれ、
2人とも寝てる。
兄弟みたいだなぁ、、。
んもぉ。翔太も風邪引くから
布団くらい掛けて欲しいんだけど。」
なんて言いながら静かに
ブランケットを掛けるのは
楽屋1番のりの涼太さん。
「おはよーございまーす。
…あれ？舘様だけ？
じゃなかった。翔太と、、
慧ちゃん？可愛い…。あ、煩くしたら
可哀想だから連絡入れておくか。」
2番手は頭脳担当の亮平さん。
そこから、ゾロゾロとやって来てはみんな
2人を見て"可愛い"とか"天使が居る！"とか
騒いだりカメラ片手に連写したりと様々。
そんなに、騒いでいると
「んむぅ。…グスッ。」
ああー、寝起きが少し悪い
慧ちゃんのお目覚めです。
「…ﾋｯｸ、、。んんー。」
「慧ちゃんまだ時間有るから
おねんねしよーねー。翔太まだ慧ちゃんと
眠りたいみたいだからお願いね。」
落ち着いた声で背中をトントンしながら
促す姿は貴族舘様ではなく、
幼馴染みの事を分かりきっている涼太くん。
「んむぅ…。えへへっ。」
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作者名：いのゆう。 | 作成日時：2020年9月17日 1時
