＊ ページ14
「つーぎは、舘さん！」
「御機嫌よう。宮舘涼太です。」
"いやぁー、ロイヤル。"
なんて零す辰哉さん。と、
"あー！れいんぼーろーじゅくんの！"と
ピンと来る慧ちゃん。と、
"あ！あの時の！"と今解決する雄也さん。
「んふー。あのねぇー？
おうちじかんのまねちたのよ？
けいちゃんはねぇ？
くましゃんといっちょしたの。」
「え？本当に？動画残ってるのかな？
後で見せて欲しいなぁ。」
"国王が興味を示したであります！"と
騒ぐ大介さん。と、"ちょっと静かにして
貰って良いですか？"と宥める辰哉さん。
「ぱぱといっちょにみよ？
ふたりははずかちいから…ね？」
"ね？"なんて言いながら首を傾げるのは
確信犯なのでは？なんて思っていると、
次々に"阿部じゃん"なんて言葉が
聞こえてくる。
皆んな思う事は同じなのですねぇ。
「っはぁー、慧ちゃん可愛いねぇ」
・
「お次はー、阿部ちゃん！」
「おれぇー？んまぁ、良いけどさ！
えっと、お天気予報の資格持ってます！
阿部ちゃん事、阿部亮平です」
「んぁーーーー！べーちゃん！」
キラッキラな笑顔で答えた慧ちゃん。
と、"何処かであったっけ？"
なんて考える亮平さん。
「あ、あの、慧の憧れらしいです。
お勉強出来て可愛くてあざとくて、
3歳ながらにメロメロしてますよ笑」
余りの恥ずかしさに顔を隠した
慧ちゃんに代わり説明をする雄也さん。
「えっ！憧れですか？」
"嬉しいじゃんかー！このこのぉー"
と言いながら頭をツンツンする亮平さん。
「んんー。だめぇー。はずかちい…。」
「あのね？べーちゃんの"にゃん"が
すきだからちてください！」
「えー、じゃあ、、
慧ちゃん、僕と仲良くしてくれたら
嬉しい…にゃん？」
・
「あざと、、。はい！次！
次はねぇ、、こーじ？かな？」
「おれぇー？おっしゃ。いくで？
…皆んなの万能調味料こと塩こうじよりも
向井康二です！(ｷﾗｯ)宜しくなぁ。」
「ちおこうじ…ん？」
何時もの自己紹介をしたのですが、
慧ちゃんには少し難しかったみたいです。
「こうじ？おなまえ」
「そーやで？康二です！あ、、
おにぃちゃんカメラ好きなんだけど、
慧ちゃんの事撮ってもええかな？」
「かめらぁ？んふ。おねがいちます。
けいちゃんぱしゃぱしゃすきなのよ？」
カメラで撮ってくれる事が嬉しすぎて
雄也さんの腕の中でキラキラ笑顔を
康二さんに向ける慧ちゃん。
「あかん。可愛すぎるやん。」
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作者名：いのゆう。 | 作成日時：2020年9月17日 1時
