慧ちゃんと雪男さん

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「ん！ひかちゃんと
ひーくんおともだちよ？」


「んぇ？照とひかちゃん？」


「そぉーよ！ひかるとひかる！」


"けいちゃんはね、、
みんなおぼえたのよ？"
なんて言ってますが辰哉さんには
内容が読めず混乱中。


「ままのおともだちは、、んとー、
いわ…？も、、と…？ひかる、でぇー。
けいちゃんのぱぱのおともだちはー、
やおとめひかる！」


"やおとめ、、ねぇー。"なんて言いながら
歩く辰哉さん。"じ、、む？でおともだち
なったのよ？"なんてボソッという慧ちゃん。


「あっ！最近照が言ってたっけな？
同じ名前の人と友だちになれた。
って、多分その人なのかなぁ？」


「んー！しょーかも！…あぇ、、
けいちゃ、またまいごぉ、、(ｸﾞｽｯ)」


元気にお話しつつ記憶を辿って
道教えてたのに辿り着けず
グズグズ慧ちゃんへ大変身。


「あぁ、、泣かないよ？…よいしょっと。
きいろいクマさんでしょ？
俺多分分かるよ、、。うん。
だから泣き止めぇー笑」


なんて言いながら優しく頰を
グリグリする辰哉さん。
"ぷにぷにだねぇー。"なんて感想も。


「ん、、けいちゃんの
だいすきなくまさん！」


"確かー、、ここをー右に曲がってぇー
次左だったっけな？"なんて言いながら
進んでいく辰哉さん。


「おぉ？慧くん見て見て？」


「んぅー？あっ！くまさん！
くまさんここいたー！」


「とーちゃーく！よしっ、
お兄ちゃん頑張るねぇ？」


その言葉を聞いて"おりるー！
おろちてぇー"と伝える慧ちゃん。


「降りちゃうの？」


「けいちゃんじゃましないー！」


「おー、そっかー、ありがとう、
お兄ちゃん慧くんに
カッコイイところ見せちゃうぞーー」


"きやぁー！"なんて騒ぐ慧ちゃん。
と、真剣な眼差しでどの子にするか
決めてる辰哉さん。

"ねぇー、、まぁまぁ？"
なんて言いながらズボンの裾を
引っ張る慧ちゃん。


「んー？慧くんしーだよ？」


「ちがうの！けいちゃんがきめる！
から、だっこ！」


「おっ、どの子にするー？」


「んとねぇ、、おめめがかくれてるこが
すきよ？だから、、んーと、
まんなか？のうしろのこ！」


「ありゃ、すごい目隠れてるね。
りょーかいです！ママ頑張っちゃおう
かなぁー？笑」


「ん！がんばれー！ままぁー」

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