おれと息子のおはなし (ページ40)

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怖い思い出ページ40

｢ゴホゴホ…ﾊｧ…ッ、、ﾋｯｸ、、｣
｢ぱーぱぁー、、ゴホゴホ…だっごぉー｣

何処かから貰ってきら風邪。

｢慧？酷かったら病院ね？
お薬貰いに行こ？｣

｢いやぁーーー。ﾋｯｸ、、うわぁーーん
けいぢゃんびょういんいやぁーーー。｣

｢ああっ、泣かない、泣かない。
喉痛めちゃうよ？｣

｢ゴホゴホ…ﾊｧ、、いやなのぉ。
けいちゃんないない。｣

｢先生に見て貰うだけだよ？｣

｢…ﾌﾙﾌﾙ｣

あちゃー、、注射の思い出しっかりと
こびり付いてますね…。

｢よしっ、じゃあ、ねんねしよ？
病院はもう少し後にしようねー。｣

｢…ｺｸｺｸ。ねんねぇー。
ぱぱとんとん。んー。｣

｢よしっ。トントンしようねぇー。｣

背中をトントン叩いて落ち着かせて
寝かせないと体力無くなっちゃうもんね。

あっ、注射の話しようかな、、。

✄--------------- ｷﾘﾄﾘ ---------------✄

前シーズンの時の話なんだけど、
世間ではインフルエンザが流行り
我が家のルールとしてはみんな
注射を受けるっていうルール。

みんな仕事してるから
穴開ける訳には行かないし、
万が一掛かっても軽くなるように…。

でも、慧に言ったら泣くでしょ？
だから3人で内緒にしながら計画進めて

一応芸能人だから病院側には話してあって
個室は用意して貰ったけど、、

「慧ー？今日は4人でお出掛けです！
準備して下さいー！」

「ん！こうちゃんもひかちゃんも
いっしょぉ？じゅんびする！」

ああ、、目がキラキラしてる。
これから病院とか口が裂けても言えない。