* ページ33
「ねー?ぱぱー?けいちゃんねぇー、
ふーまにあいたいのぉー!」
暫く静かになって顎に手を当てて
考えるポーズをしていた慧からの
爆弾発言。
「んー、それは無理かなぁ?」
「なんでぇー!ぱぱのおしごとのほんに
おしゃしんあったもん!」
「だからあえるのー!」
なんてトンチなお話なのでしょう。
「でも、ぱぱは会ったことないよ?」
「ぱぱとは別のお仕事だもん。
演技してる人だから。」
「ウルッ。んんーーー、、
グスッ。いやぁーーー。」
「けいちゃんあいたいぃー。
うわぁーーん。」
会えないと分かると号泣。
ここまで泣かれると
心が痛みます。俺も泣きたい。
どーしよーかなー。なんて思ってると、
泣き声を聞いて飛んできた2人。
「慧ちゃんどーしたの。」
「ぱぱに何されたの!」
「うぇ。ヒック、、けいちゃん、
ふーまにあ"い"た"い"の"ぉ"ー」
さっきよりもグズグズ増し増しです。
「ふーまって誰だ?」
「あれでしょ?菊池くん。中島くんと
お菓子のCMしてる。」
"慧ちゃんあのCM大好きだもんねぇー"
なんて言いながらあやす光くんがマジで
ママ。ほんとにしれーっと慧の事抱っこして
トントン背中叩いて。マジ慧のお母さん。
"会いたいねぇー"なんてトントン背中叩く。
薮くんはブツブツと"菊池風磨。中島…?
誰だ?"なんて。
「んっ。グスッ。きくちふーま。と、
なかじまけんとー。…ヒック。」
泣きながらもきちんと紹介する慧。
「なかじま、、けんと。
きくち、、ふうま。お菓子のCM…。」
「…ん?お菓子のCM?チョコレートの?」
「そうそう、お菓子の、ねぇー。慧ちゃん。
チョコレートの美味しいよねぇー。」
「おいちい。ちょこれーとぉー。」
「待って?俺、中島健人なら知ってるわ。
ってか、俺じゃなくて侑李が知り合い。」
「「はっ?えっ?マジで?」」
「けんとぉー?」
388人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:いのゆう。 | 作成日時:2019年1月16日 15時