検索窓
今日:25 hit、昨日:18 hit、合計:149,850 hit

ページ3

なんて頭を抱えていると、
薮くんと光くんからの
助け舟が出港された。


「慧ちゃんのお名前は たかき だよ?」


と、ふにゃふにゃ笑顔で教える薮くん。


「んー!たかきぃーー」


「おおっ!言えるじゃん!慧ちゃん偉い!」


ふにゃふにゃ笑顔で頭を撫でられながら


「んふふ。いえるもん!
けいちゃんおなまえいえるよ?」


なんて、ドヤ顔をする慧。そこに光くんが


「じゃあお名前言えたら今日の夜ご飯は
ひかちゃんスペシャルメニューの鯖の塩焼きと
トマトのサラダと真っ白いご飯にしまーす」


と、慧のやる気スイッチをオンに…


「ほわぁーー、、ほんと?ひかちゃん
つくってくれる?うれしいぃー」


なんて両手で頰を触りながら
ピョンピョンして喜ぶ慧


「じゃあ慧ちゃんのお名前はなんですかー?」


「あい!たかきーけいちゃんっ!さんさいです!」


ピシッと手を真っ直ぐ上に上げ光くんに向かって
キラッキラな笑顔でそう答える…。

なんで、俺の時は ぎ なの…。


「んんんーー。慧ちゃんよく出来ました!
ひかちゃんのはなまるあげちゃう!
お料理楽しみに待っててねー」


って、、頷いた慧を見てルンルンで
キッチンに向かって夜ご飯の準備を始める光くん。


「んぅ?ぱっぱ!だっこ!けいちゃんいえたよ!」


俺との自己紹介練習はまだまだ続きそうです。

グズグズ→←自己紹介練習



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (144 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
388人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:いのゆう。 | 作成日時:2019年1月16日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。