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夜が空けると同時に


1番に女将さんが蕨姫の部屋を駆けつけ

結郎さんの姿を見ると私達を疑うような目で見ていた


説明する余裕もなかった私を助けてくれたかのように
宇髄さんが昨夜起こった事を全て話してくれる




私は背後に居た宇髄さんに顔を見られる前に

即座に脱ぎ捨てていた羽織を身につけ



結郎さんを埋葬した後、遊郭をでた



「気付いたんですけど…2人とも知り合いだったんですね」



宇髄「あいつは元々鬼殺隊だからな。一人前の継子になるまで育ててやりたかったが…まぁ色々あってな」


私がきょとんとした顔で見つめると
説明を始めた


宇髄「鬼殺隊は派手に鬼を狩るために発足された政府非公認の組織だ。その中でも階級がある。1番強い位が柱だ。つまり俺だ。その柱として俺に直々に育てられるのが継子だ。 」



すごいあっさりだけど大体把握はできた
分かるのは…




「宇髄さんって、すごい人なんですね…!」


あ、わかり切った事を言うなって顔に書いてある



宇髄「今更何言ってんだ?まあ、これから俺のことは天元様と呼べ!」

「嫌です」


宇髄「ああん?!」


言い合いが続いた後
宇髄さんは顔を近づけて言った





「お前、俺の継子になるか?」


「ええええええええええ?!!」


思わず目が飛び出る

何言ってんのこの人、死んでもヤダ!!!!


宇髄「体力は無さそうだが
俺の顔を一発殴った唯一の女だ。認めてやる。」


「認めてもらわなくて大丈夫ですので帰りますね!」


って、帰っても1人じゃん私!!!寂しい!!!

でもとりあえず逃げる!!!!


宇髄「まぁ、ついてこい。」


また同じように捕まらないようにと逃げたが
宇髄さんの力にかなう筈はなく

あっさりと大きな体に捕まってしまった


宇髄「やっぱり弱いなお前」

意地悪な顔でそういうと
目的地もわからないまま走り出した


「ギャーーーーー!!人さらいです!!!!!
誰か助けてーーーーー!!!!!」



これからどうなるんだ私……

10*宇髄の屋敷→←8



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設定タグ:宇髄天元 , 鬼滅の刃 , 小説   
作品ジャンル:恋愛
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璃。(プロフ) - ウルさん» いえいえ!勉強になりました。ありがとうございます!色々と未熟でして申し訳ございません。 (2020年5月22日 23時) (レス) id: 4754b1d54a (このIDを非表示/違反報告)
ウル(プロフ) - こと細かく色々と言ってしまい、気を悪くされたらすいません… (2020年5月22日 23時) (レス) id: c7394f7d2c (このIDを非表示/違反報告)
ウル(プロフ) - 花魁ならば髪をロングにしなければならなかったと思います。客からもらった簪を指したりするので。あと大正には女性差別が残っており髪をショートにすることはかなりの勇気が入り、ほぼほぼいなかったそうですよ時代背景や元々の職からしてロングが良いと思います (2020年5月22日 23時) (レス) id: c7394f7d2c (このIDを非表示/違反報告)
璃。(プロフ) - ウルさん» ご指摘ありがとうございます!恥ずかしながらちゃんと調べてなかったです。書き直そうと思います! (2020年5月22日 7時) (レス) id: 4754b1d54a (このIDを非表示/違反報告)
璃。(プロフ) - トラさん» ありがとうございます!うれしいですううううう!!! (2020年5月22日 7時) (レス) id: 4754b1d54a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:璃。 | 作成日時:2020年4月3日 1時

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