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蕨姫「今殺してやるか…...ら」




死の覚悟をした直後




私の目の前にあった蕨姫の顔が
視界から消えた




「え?!?首が……!」




蕨姫は誰かに首を切られたと同時に地面に向かって
素早い速さで落ちていく




もちろん私も連られて落ちるところだったが







「きゃっ!」






誰かが軽々と私の体を両腕で持ち上げながら
ゆっくりと地面に着いた







宇髄「こんな弱い奴に殺られてみろ。
俺様に感謝しろ」



男が自慢げな顔で私を見つめながらそういうと

両腕から私を開放した





さっきぶつかった人だ…




「助けてくれて、ありがとうございます…
でも、私はただの人間ですので…」



誰もがあなたみたいなゴリゴリの巨人じゃないです



宇髄「だれが巨人だァ?俺は祭りの神!!!
宇髄 天元様だ!!!!
あと女だろうが、俺は鬼殺隊員には甘くねえからな」



え…心の声が読まれてる?



あと、オーラに圧倒されて
すごい怖そうな人だと思ってたけど



この人






バカだ。




宇髄「声に出てんだよバカが」




「な…っ!!
あ、あと何か勘違いしてないですか?私は鬼殺隊…?じゃないです!」


宇髄「違うのか?」


「違います…!」


宇髄「まあ、思えばツラ隠してる地味な野郎だからな。なんで隠す?」



「それは……」


傷だらけの顔を見られたくないから





宇髄「…………… 。
まあ、お前と話してるうちにあいつは死んだぞ」


「え…?」




振り向くと蕨姫の首と胴体がゆっくりと
消えていく姿があった



状況についていけない私は
頭が混乱する






宇髄「とりあえず、住んでる場所まで送ってやる。
これからは絶対夜中に出歩くな。」



「えっ待…


宇髄「うるせぇな。黙って俺様の言うことを聞け」






そう言うと宇髄と名乗る男は

私の腕をそっと引き寄せ



助けてくれた時とは、また別に

包み込むように優しく、私を持ち上げた

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設定タグ:宇髄天元 , 鬼滅の刃 , 小説   
作品ジャンル:恋愛
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璃。(プロフ) - ウルさん» いえいえ!勉強になりました。ありがとうございます!色々と未熟でして申し訳ございません。 (2020年5月22日 23時) (レス) id: 4754b1d54a (このIDを非表示/違反報告)
ウル(プロフ) - こと細かく色々と言ってしまい、気を悪くされたらすいません… (2020年5月22日 23時) (レス) id: c7394f7d2c (このIDを非表示/違反報告)
ウル(プロフ) - 花魁ならば髪をロングにしなければならなかったと思います。客からもらった簪を指したりするので。あと大正には女性差別が残っており髪をショートにすることはかなりの勇気が入り、ほぼほぼいなかったそうですよ時代背景や元々の職からしてロングが良いと思います (2020年5月22日 23時) (レス) id: c7394f7d2c (このIDを非表示/違反報告)
璃。(プロフ) - ウルさん» ご指摘ありがとうございます!恥ずかしながらちゃんと調べてなかったです。書き直そうと思います! (2020年5月22日 7時) (レス) id: 4754b1d54a (このIDを非表示/違反報告)
璃。(プロフ) - トラさん» ありがとうございます!うれしいですううううう!!! (2020年5月22日 7時) (レス) id: 4754b1d54a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:璃。 | 作成日時:2020年4月3日 1時

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