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それから毎日毎日地獄の鍛錬が始まった
体力がない私は苦しくて仕方なかったけど
炭治郎くん達と励ましあいながら
懸命に鍛錬に取り組んだ。
宇「腹筋1000回終わった奴から休憩。だが最後に残った奴はド派手なお仕置きだ。」
鬼だなこの人
そう言い放つと宇髄さんは嫁を連れて温泉に向かった
あの4人 とことん仲良いんだなぁ
私もいつかあんな風に仲良くなれるかな …って
無理な話ですよねー!
だって私に興味ないんだもん!あの野郎!!
考え事をしているうちに
炭治郎くんと伊之助くんはあっという間に終わらせていた
そして一息つくと2人は私達に励ましの言葉を置いて ここを去っていく。
「善逸くんなら、気合いで1番に終わらせると思ってた!意外だね!」
善「だって俺も行ったら、Aちゃん1人になっちゃうじゃん」
さらっとそんな事返されると流石に照れるんですけど
なんでモテないのかな〜 この子。
「優しいね。ありがとう善逸くん」
わたしが照れながらそう言うと
善逸くんは今にも溶けそうな表情に変わる
善「だってさ?こーーんなに可愛い女の子と2人っきりで鍛錬とか幸せじゃん!?1000回じゃ足りないくらいだよおおおお!!いや一億回でも足りないよおおおお!!!!もっとAちゃんと一緒がいいなああ///なんなら永遠に腹筋するよ俺!?」
「ちゃんと終わらせようね!?」
そうか… モテないのはこれが原因なんだ …
素直に女の子が好きすぎるから仕方ない
少し沈黙が続くと 善逸くんは胸に手を当てて
ゆっくりと深呼吸をしていた
善「……あのさ…ずっと気になってたんだけど、なんで顔隠してるの?」
そして気遣うような口調で
恐る恐る質問をしてきた
私はそれに応えるように 今まであった事を全て話した
善「……そうなんだ。でも俺、絶対Aちゃんのこと醜いなんか思わないよ?むしろ可愛いと思ってるし!」
「ありがとう。善逸くんなら絶対そう言ってくれると信じてたから、言えたの」
私が真っ直ぐな目で答えると、善逸くんは言った
善「俺、Aちゃんの顔見たいな。」
今まで自分から見せたことは無かった
でも善逸くんなら絶対…いや
ここにいる人なら みんな受け入れてくれる。
絶対大丈夫。
「いいよ。」
私は自ら羽織を取ろうと 手をかけた
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璃。(プロフ) - ウルさん» いえいえ!勉強になりました。ありがとうございます!色々と未熟でして申し訳ございません。 (2020年5月22日 23時) (レス) id: 4754b1d54a (このIDを非表示/違反報告)
ウル(プロフ) - こと細かく色々と言ってしまい、気を悪くされたらすいません… (2020年5月22日 23時) (レス) id: c7394f7d2c (このIDを非表示/違反報告)
ウル(プロフ) - 花魁ならば髪をロングにしなければならなかったと思います。客からもらった簪を指したりするので。あと大正には女性差別が残っており髪をショートにすることはかなりの勇気が入り、ほぼほぼいなかったそうですよ時代背景や元々の職からしてロングが良いと思います (2020年5月22日 23時) (レス) id: c7394f7d2c (このIDを非表示/違反報告)
璃。(プロフ) - ウルさん» ご指摘ありがとうございます!恥ずかしながらちゃんと調べてなかったです。書き直そうと思います! (2020年5月22日 7時) (レス) id: 4754b1d54a (このIDを非表示/違反報告)
璃。(プロフ) - トラさん» ありがとうございます!うれしいですううううう!!! (2020年5月22日 7時) (レス) id: 4754b1d54a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:璃。 | 作成日時:2020年4月3日 1時