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kento
明日に迫った東京予選。
菊池と喋りながら電車で帰っていると
「え…」
「嘘だろ…」
最寄りの1つだけ前の駅で電車が停まり、
人がたくさん出ていく先に見えた寝顔。
菊池「まさか…(笑)」
そのまさかです。
1番会いたかった人
「菊池!!どうしよう!」
バンバンバンバン
菊池「どうしようってなんだよ(笑)話しかけて来いよ!それと肩叩くな!(笑)いてぇよ」
「いや、寝てるし!起こしたら悪いじゃん!」
菊池「こないださ、傘貰ったって言ってたじゃん?ってことはさ、最寄り同じなんじゃね?ならさ、電車降りたあと話しかけたらいいじゃん」
あ、そうか。(笑)
まもなく到着しますのはー 松島ー 松島です
「…菊池ィ、起きる気配ないんですけど…最寄りじゃなかったのかなぁ。・。・゚・。。・゚」
菊池「もうっ!うっさいなぁー…くっつくなって!そんなに言うなら起こせばいいじゃん!!『もうすぐ松島ですけど、降りないんですか?』って!!!いつもギャラリーに見せる気持っちわりぃ笑顔振りまいてこいよ!」
菊池…
「…俺…行ってくる。」
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作者名:cholty | 作成日時:2017年4月21日 22時