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お風呂から上がってリビングに行けば 廉くんはソファに座って携帯をいじっていた


音で気付いたのか チラッと私を見て少し驚いたように顔を上下に揺らしてる


なんか全身をチェックされてるような そんな仕草。




『…えと、変?』


廉「あ いや ちょっと生脚はきつい」


『え?わ、ごめん お見苦しいものを。
なんかズボン借りれる?』


廉「いや、そゆことやなくて…うん。
俺の理性が飛びそう、。」




頬を赤く染めて下を向いてボソッと呟いた声は はっきりと私の耳に届いた。


大きめのパーカーで太ももまで隠れていて 確かに今の私の格好は なんというか…淫らだな。




『ぶふっ、そんなこと…?』


廉「大事なことやって!」

廉「まあソファでも座りや」




自分の横をポンポンと叩いてここに座れと促す。

大人しく隣に座ると 足の上にクッションを置かれた。




廉「お腹空かへん?」


『空いた
お腹空きすぎてお風呂で意識飛びそうやった』


廉「ははっ それは困るわ〜(笑)」

廉「俺自炊せーへんから食材置いてへんねんけど 出前でもえー?」


『うん、大丈夫やで』




廉くんは満足そうに笑って携帯を二人で覗き込んだ。

近くなった距離に少しドキドキする




廉「俺はこれー ご飯大盛りせな」


『ふふ、廉くんほんまによう食べるもんな(笑)』


廉「俺から白ごはん取ったら何も残らんからな」




顔を上げれば至近距離で笑ってる廉くんが居て、無駄にドキドキしてしまう。

なんだか目が離せなくなって それに気付いた廉くんと目が合った。




廉「ん?」


『何もないよ』


廉「…ふっ、Aって分かりやすいな」

廉「標準語使う時は大体なんかある時だと俺はにらんでる」


『勝手に分析するのやめてよ(笑)』


廉「Aの事なら何でも知りたいからな」




そう言って廉くんは私の頭を優しく まるで壊れ物を扱うかのように撫でた。


恥ずかしくなって 水飲みたい と言って思わず立ち上がった。



あのまま廉くんと見つめ合ってたらきっと 私の中の何かが溢れてしまいそうになってた。



その何かは、私にも分からないんだけど。






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ゆりこ(プロフ) - 昔付き合ってた人に似てるって思われるの、複雑な気持ちですね(T_T)過去の事も気になるし、今後の二人の関係も気になるし、、、更新楽しみに待ってます! (2020年2月26日 22時) (レス) id: d126540fd1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:くる | 作成日時:2020年2月9日 3時

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