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重「ん、そーや
廉と大吾同じ学校行ってんねんで、知ってる?」


『そうらしいね、昨日私も大くんから聞いてん
廉くんは家ここら辺なん?』


廉「いやちゃう
もっと都心の方に住んでる」


重「その学校こっからめっちゃ近いから 俺らに毎日会える思てそこ選んだらしいで」


『ふは、そーなん(笑)
二人が大好きなんやね』


廉「ちゃうわ!そんなんやないわ!!」




ちょっと照れ臭そうに否定する廉くんを よしよし可愛い子やなあ て大毅くんがなだめてた


そんな二人の姿を見て本当に仲良しだな、て再確認した。





『仲良いねほんま(笑)』


重「そー?
こいつが俺らんこと好きなだけやで」


廉「やからちゃうって!
相思相愛やん?」


重「勘弁してくれ冗談きついわ(笑)」


廉「まじでなんやねん昨日からばりイジるやん(笑)」


『ははっ、そゆとこそゆとこ 仲良い(笑)』


重「まあ小さい頃からずっと一緒やもんな
あ、淳太も廉と仲良いで」


『え、そーなん?』





淳太くんの名前が出て不思議に思ったのか、知り合いなん? て真っ直ぐな目で聞いてきた





『ふふ、私 淳くんの姪やねん(笑)』


廉「えええー!!!!
は!それほんまに言うてる?」


『うん、ほんま(笑)』





これでもか、と言うほど声を出した廉くんは 口を開けてポカンと私を見つめる





『そんな驚く??(笑)』


重「こいつ淳太 大好きやからな
驚きというよりは 淳太に姪っ子がいる事を知らなくてちょっとショックなんやろ(笑)」


廉「うん、大正解…」


『淳くんの兄の娘が私です。(笑)』





まだ驚きを隠せてない廉くんを二人でからかって笑ってたら、急にガチャと扉が開いてみんなの視線が一斉に重なった





大「…ん、え、なに」


重「おはよーさん、寝過ぎやろ」


廉「寝癖えげつないで」


大「朝からイチャモンつけんなや(笑)
てか廉の声デカすぎ、そのせいで目覚めてもたやん」


廉「起きて早々イチャモンつけるのやめてもらっていいすか?」


大「だる」





やっと全員揃ってみんなガヤガヤと喋りだす

朝から爽やかに笑う彼らは太陽よりも眩しい







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ゆりこ(プロフ) - 昔付き合ってた人に似てるって思われるの、複雑な気持ちですね(T_T)過去の事も気になるし、今後の二人の関係も気になるし、、、更新楽しみに待ってます! (2020年2月26日 22時) (レス) id: d126540fd1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:くる | 作成日時:2020年2月9日 3時

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