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大「上野さんやんな…? 同じクラスの」
『え、何で名前』
大「そらまあ一応学級委員やし?笑」
『へえ意外と真面目なんやね
雰囲気天然ぽいのに』
大「それちょっとディスってる?」
『え?いや?褒めてるで?
さすがやね人気者は』
大「なにそれ(笑)
まあ仲良くしてな」
そう言って私たちは謎の握手を交わした。
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そして新クラスから2週間が経った4月下旬、
私は高熱を出した。
『はあ…』
頭と喉が痛くて、食欲は全くなくて
とりあえず身体中がだるい。
そして、熱のせいか人肌が恋しくなる。
『はあ…』
止まらないよ、ため息。
幸せ逃げちゃうわ〜なんて呑気な事考えながら瞬きをすれば眠さで目が段々と閉じていく
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けどそれはドタドタと階段を上がる音で阻止された。
そしてそのまま私の部屋に足音は近づいて来る
『ちょっとお母さん うるさいねんけど…』
私のか細い声は目の前で落ちていった
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作者名:くる | 作成日時:2018年6月6日 23時