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大吾 side
『ただいまー！！』
「あ、おかえり！！ 今ご飯作ってるんだけどね、お風呂温めてるから先入ってきたら？」
『え、やった！大吾 先入ってきや〜』
大「ええよええよ Aの方が疲れてるやろ？
先入っておいで」
『んふふ、正直その言葉待ってました。(笑)
ありがとおな 先行って来る！！』
着替えを持ってバタバタと走って行ったAの後ろ姿をボーッと見つめる
「あ、大吾くんも疲れてるでしょ？
良かったら座ってジュースでも飲んで！」
どことなくAに似ているお婆ちゃんが コトン と机の上にグラスいっぱいに入ったオレンジジュースを置いてくれた
静かに椅子に座り いただきます と一言。
疲れてるせいか いつもの倍美味しく感じた
「あの子ワガママな子じゃない？」
大「え？」
「ふふ、(笑) あの子甘えん坊のお姉ちゃんとまだ小さい弟の間の女の子だから しっかり者で頼られることが多くてねえ…」
「だからいつも周り見て気遣ってたから
きっと好きな人の前では甘えたいんじゃないかなって思って、、」
大「そう、やったんですか…
俺全然知らなかったです」
「自分より誰か、って感じだからさ 心配で…(笑)」
大「確かに、それは分かる気もします(笑)
…けど 僕の前では素のAで居てくれてると思います。」
大「嬉しい時 楽しい時は キラッキラの可愛い笑顔で笑って、悲しい時は 思いっきり感情ぶつけて泣いて、、…ほんまに素直で優しい子です」
「なら良かった(笑)
…二人はほんっとうに仲良しなのねえ
私すっごい嬉しいわあ(笑)」
大「Aさん大好きですから、僕。(笑)」
話し込んでいたらAがお風呂から出てきた。
濡れた髪に団子
少し大きめのTシャツを着てるせいで 下に履いてるショーパンが見えへん
なんでそんな色っぽいねん。
俺心臓もたへんねんけど
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作者名：くる | 作成日時：2018年6月6日 23時
