33 ページ33
.
「聞いたで大吾、彼女出来たんやって?(笑)」
嬉しそうに話すばあちゃんを見て俺まで笑みが溢れる
大「何で知ってるねん〜 まあ、そやけど?(笑)」
「ひゃあ!ええね〜!! 」
大「明日はな彼女の部活のコンクール?があんねん」
「なら明日に向けて今日はゆーっくり休まんとな」
大「せやなあ」
「あ、それと彼女ちゃんのコンクール終わったらちゃんと家帰るんやで?
もし喧嘩の内容が大吾が悪いんやったらしっかり謝ること。分かった?」
大「…はい。分かってます」
「ふふ、彼女ちゃんはどんな子なん??」
穏やかな笑顔でそう聞くばあちゃん
いざそう聞かれるとどーゆー子か答えるの難しいなあって思った
けど、Aそのものが俺の好きな子なわけで、
大「優しくて、可愛くて、温かいねんな
それに、俺が不安な時 安心させてくれんねん、…」
そう言ってから感じた不安感
「大吾? どーかした?」
大「ぁ、いや…なんもない
いつもの部屋借りてええ?」
「もちろん!ゆっくりしてってな」
大「ありがとう」
リビングを出て部屋に入ると途端に
感じてた不安は膨れ上がった
.
76人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:くる | 作成日時:2018年6月6日 23時