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長かった練習もあっという間に終わり、気付けばコンクール前日を迎えていた




優「どーする!明日やで本番!」



『やばいほんまにやばいわあ』



優「Aは今回が最後やもんな…。あんなけ頑張ったんやで、絶対良い結果残せるわ」



『ふふ、ありがとう 死ぬ気で頑張ろな!!』



優「うん!!じゃあ明日な!!」



『うん、また明日!』





優来と別れてすぐ携帯を見ると、毎日欠かさず来てた彼からの連絡が来ていなかった


本番前日で落ち着きのない私の心が揺らぐ




" だいごー " 18:26




海の前にあるコンクリートで出来た少し大きな塀に腰をかけてひたすらに彼からの返信を待つ。




5分、10分、15分…どれだけ待っても彼からの返信は来なかった。



こんな事初めてで動揺してしまう



『大丈夫、よな…』




不安を残したまま、さっきの文章の送信取り消しボタンを押した。














朝起きてすぐ携帯を確認したけど何の連絡も来てなかった



昨日と同じ。

不安を抱えたまま本番を迎えてしまった。






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作者名:くる | 作成日時:2018年6月6日 23時

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