今日:2 hit、昨日:3 hit、合計:36,954 hit
小|中|大
21 ページ21
.
大「コンクールっていつなん?」
『んーとなあ、…8月7日や!
なに、来てくれるん?(笑)』
そう言うとうーんと考え込む大吾
大「死ぬほど行きたいねんけど、その日流星の誕生日やねん。前から遊ぶ約束しててん…ごめんなあ」
すごく申し訳なさそうに言うから 来てほしかった なんて口が裂けても言えへん
『ええよええよ!!気にせんといて!!!』
そんなぎこちない私を見て大吾はニコッと笑った
大「来年は絶対行くから、約束やから。な?」
『…ぁ、うん…』
私は大吾に1つだけ嘘をついていた。
何も知らない大吾は嬉しそうにニコニコしていた
罪悪感に駆られながらも私の大好きな笑顔で笑う彼を見るとそんな事も忘れて私の頭は大吾でいっぱいになる
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
76人がお気に入り
76人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:くる | 作成日時:2018年6月6日 23時