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重「みんなおはよーさん!!」
重「いきなりやけど学級委員決めるでえ!」
いやほんまいきなりすぎ、
なんてヤジが飛んでるのもお構いなしに
さっさっはよ決めましょ〜
言うて呑気に楽しそうな先生を見たら
誰も何も言えなくなるに決まってる。
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重「はい!やりたい人!挙手!!!」
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シーン
重「なんやねん自分ら!1人くらい手あげえや!!」
重「…あ、ほな推薦や!!推薦にしよ!」
\はい!はいはい!/
重「なん?誰?」
そのままみんなの視線は
廊下側の1番後ろの席の男の子に向けられた。
目がくりっとしてて可愛い子やなあ
第一印象はそんなもんやった。
重「お、大吾!やってくれるか??」
大「…あぁ、別に良いっすよ」
そう言って彼はにこやかに笑ってみせた。
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ダイゴ、っていう子なんや
それにしても意外と声低かったなあ
可愛い顔とは違う、ギャップってやつやな
なんてマジマジと彼のことをあまりに見過ぎて
目が合った。
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やば、って思いすぐ目を逸らした
けど、どこか気になってしまう。
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作者名:くる | 作成日時:2018年6月6日 23時