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優「けどさーなんやかんや言うていつも迎えにきてくれてるやん。 西畑、Aの事大好きやと思うで?」




そう言う優来の視線の先にはポケットに手を突っ込んで待ってる大吾くん





優「んじゃ私はお先に帰りますわ
仲直り?なんか分からんけどちゃんとするんやで〜」




そう言うと手をヒラヒラさせてのんびりと自分の家へと歩いて行った





優来の後ろ姿をボケーッと見つめる






















大「上野お疲れさん」




『おん、ありがとう』






いつもより浮かない顔をしてる私に気付いたのか

視野に入る貴方はどこか寂しげな顔をしていた



だけど私は目を合わせることはしない






大「今日ちょっと怒ってるやんな、?」




『っ、…別に怒ってへんし』




大「怒ってるやん 俺なんかした?」




『怒ってへんもん やから理由なんてないし』






違うねん、こんなこと言いたいわけやないねん


嫉妬しちゃってん て言いたいだけやねん






こん可愛げない事言っちゃったから

きっと大吾くんは幻滅して私から離れてしまう






そう思うと目頭がキューって熱くなってきた感覚がした









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作者名:くる | 作成日時:2018年6月6日 23時

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