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上手く言葉で伝える可愛げは私にはなく、その日は 少し冷たい態度を取って大吾くんに遠回しにアピールしてた
「はーい、じゃ今日の練習は終わり
片付けして各自解散なー」
その言葉を合図に楽器の片付けを始める
優「A!!途中まで一緒に行こ!!」
振り向くと満面の笑みの優来がおった
『ふふ(笑) うん!』
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優「最近どーなんよ、西畑とは!」
『どうって…
特にどうも、してへんで…?』
優「何それ(笑) あんた分かりやすすぎやろ(笑)
……何かあったん?」
『…あんなあ、大吾くんな 下の名前で呼んでくれへんねん…』
優来は大きい目をさらに大きくさせて私を見つめる
優「今、それで悩んでるん?」
『おん…』
みるみるうちに優来の表情は変わってくしゃっと笑った
優「可愛すぎやろほんま
こんな可愛え彼女もらった西畑は幸せもんやわ」
『なにがや てか何で笑うん
私ほんまに真剣に悩んでんねんで?』
優「ふふ、ごめんごめん(笑)
西畑ああ見えて割とシャイやから恥ずかしいだけちゃう?」
『いーやそれはない。他の可愛い女の子たちの名前は下の名前で呼んでんねんで?
私のこと好きやないんかなあ…』
優「ふは、そーかもな」
頭上から降って来た言葉は少し冷たかった
うう、優来…慰めてやあ…
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こんにちは作者です!
題名を少しばかり変えましたのでご了承ください。
これからも少しずつ更新してきますので、
よろしくお願いいたします
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作者名:くる | 作成日時:2018年6月6日 23時